約 5,269,046 件
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/28655.html
2013年11月公開。 http //www.bayonetta-movie.com/ 監督 木崎文智 原作 セガ 脚本 広田光毅 脚本協力 木崎文智 絵コンテ・演出 木崎文智 キャラクターデザイン 横山愛 魔獣・メカデザイン 赤井方尚 天使デザイン 飯島弘也 銃・メカデザイン 渡部隆 キャラクターデザイン原案・監修 島崎麻里 作画監督 横山愛、赤井方尚、千葉道徳、飯島弘也、梁柄吉 作画監督協力 板井寛樹、長田絵里、加藤美穂 美術設定 池田繁美、大久保修一 美術監督 池田繁美 美術ボード 丸山由紀子 色彩設計 飯島孝枝 撮影監督 荻原猛夫 副撮影監督・撮影設計 本山修 コンポジットマネージャー 作本幸大郎 モニターグラフィックス 南條楊輔 CG監督 菱川パトリシア 特殊効果 南條楊輔、榊原豊彦 編集 三嶋章紀 編集助手 高橋貴也、齋藤朱里 音響監督 塩屋翼 音響効果 野崎博樹 録音調整 野口あきら 録音助手 岡部直紀 音楽 和音正人、安部潤 助監督 朝木幸彦 アニメーション制作 GONZO 制作協力 グラフィニカ ■関連タイトル Blu-ray BAYONETTA Bloody Fate 豪華特装版 PS4 BAYONETTA VANQUISH ベヨネッタ2 公式設定資料集 ベヨネッタ設定資料集 THE EYES OF BAYONETTA BAYONETTA ベヨネッタ 1/7スケール PVC製塗装済み完成品 Switch ベヨネッタ2 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6513.html
Fate/EXTELLA 【ふぇいと えくすてら】 ジャンル ハイスピードサーヴァントアクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーションVitaNintendo SwitchWindows(Steam)iOS(10.0)Android(6.0) 発売元 マーベラス 開発元 TYPE-MOON、マーベラス 発売日 2016年11月10日【Switch】2017年7月20日【Win】2017年7月26日【iOS・Android】2020年7月22日 定価 通常版 / レガリアボックス 【PS4】7,980円 / 9,980円 【PSV】6,980円 / 8,980円PSV+PS4ヴェルバーボックス:19,990円【Switch】7,800円 / 9,800円【Win】6,800円(税込) 【iOS・Android】2,440円(税込) レーティング CERO C(15才以上対象) 廉価版 Best Collection【PS4】2018年1月11日/4,980円【PSV】2018年1月11日/3,980円 判定 シリーズファンから不評 ポイント 『EXTRA』をさらに破壊した『EXTELLA』『Fate』シリーズ人気キャラ大集合良くも悪くもネロ主役の作品無双ゲーとしてはボリューム不足等指摘有り旧『EXTRA』ファンは納得できない箇所もある前日譚はシナリオ担当の日記と限定版付属資料集で Fateシリーズ 概要 ストーリー ポイント 評価点 賛否両論点 問題点 システム面 戦闘システム面 ストーリー キャラ面 総評 移植 続編 余談 概要 『Fate/stay night』発売から十数年経った現在も拡大を続ける『Fate』シリーズ。 その中で本流より分かれて出発した『Fate/EXTRA』、そしてその続編『Fate/EXTRA CCC』。 その『EXTRA』シリーズの第三作であり、タイトルの『EXTELLA』は「新世界」の意を込めた造語。 ジャンルとしては今までの「ダンジョンRPG」と違い、いわゆる「無双系アクション」となる。 メインシナリオライターは奈須きのこ、シナリオアシスタントとして小説作品『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』やADVのスチームパンクシリーズ等で知られる桜井光。 ただし本作については「ただの続編ではない」と発売前から公式発表がされており、そして本作のストーリーは厳密にはシリーズ前作である『EXTRA』『EXTRA CCC』いずれともストーリーが繋がっていない(後述)。 そのためか、『EXTRA』でパートナーの一人であった「赤い外套の弓兵」や、『CCC』で追加されたパートナー「黄金の甲冑を纏うサーヴァント」についてもプレイアブル登場こそしているが、メインキャラとしては扱われていない。 なお、本作に登場するサーヴァント達は初出作品や過去の出演作ではクラス名で呼ばれ、その正体・真名を明かすのがストーリーの楽しみであった所もあるのだが、 この作品では聖杯戦争が舞台でないために正体を隠す必要もなくなっているため、最初から真名で名乗り、クラスも申し訳程度に一部キャラが明かす程度の形となっている。 そのため初出作・過去作を未見の新規プレイヤーは最初から過去作初出のキャラクターのネタバレを食らうこととなるため購入・プレイは注意したほうが良い。 当Wikiのこの項目でも以下はゲーム内容に倣い便宜上サーヴァント達の真名は全て明かして記述するため、ネタバレを気にする人は注意してほしい(具体的にはこの二つ下の文章からネタバレ開始する)。 主題歌はELISAの「ex tella」。間奏の一部は作中での操作キャラのパワーアップ時のBGMとしても使われている。 「ex tella」に合わせたオープニングアニメが収録されており、製作は『CCC』オープニングアニメ映像も担当したシャフト。 各購入先の店舗特典として「キャラクターイラストカード」「ゲーム中着替えられる追加衣装」等が用意された他、予約特典にネロとアルトリアの追加衣装が付属。 クローゼット機能があり、操作キャラの衣装の切り替え可能。最低一人一着は別パターンがゲーム中で用意されておりそれぞれのストーリークリアで手に入る。 DLCは各サーヴァントの追加衣装。女性キャラの水着姿や男性キャラのスーツやウェイター等の現代社会風、過去作や公式エイプリルフールでのおふざけネタ衣装等。一体一着300円。一律DLCセットが第五弾まで配信。 「Vita版」と「PS4版」が同時発売されており、シナリオ等は同一(*1)となっている。 連動によるデータシェア機能があり、ゲームの進行具合をシェアすることが可能。 それぞれの限定版には設定資料集及び画集であるマテリアルとワダアルコ描き下ろしの収容ボックスの他「ネロ・クラウディウス追加衣装(PS4版)」「ギルガメッシュ追加衣装(PSV版)」が付属。 両方の同梱版には更にネロ・クラウディウスのマウスパッドが付属する。 ストーリー 霊子コンピュータ「ムーンセル・オートマトン」の中にある霊子虚構世界SE.RA.PH.を舞台とした、月の聖杯戦争で勝利したマスターとネロは、指輪「レガリア」を授けられ、かつて対峙した他のサーヴァントたちと共にSE.RA.PH.の整備を始めた。 だが、もう一つのレガリア・同じマスターを携えた玉藻の前が彼らの前に立ちふさがり、突如としてサーヴァントたちは新世界の支配権を懸けしのぎを削りあう大戦に突入する。 これが、舞台となるムーンセルそのものに迫る、新たな脅威の + キャラクター簡易紹介(付属説明書文を一部改稿して記載) 主人公(男/女) 衣装が大幅に変わっているが、『EXTRA』『EXTRA CCC』の主人公と同一人物。デフォルトネームはCCCから続いて「岸波 白野」。 今作はある出来事によりほぼ同じ姿の複数人に分かたれており、その一人ずつが複数のサーヴァントとともにある状態となっている。 その異変はムーンセルの運命をどのように導くのか? ネロ・クラウディウス 月の聖杯戦争を“マスター”と共に勝ち抜いたサーヴァントの一人。卓越した剣技とバランスのとれた能力を持つ 剣士 (セイバー)のサーヴァント。自らを「皇帝」と称し敵味方問わずその言動は尊大だが、マスターに対する信頼は厚い。 副官は『EXTRA』からプレイヤーサーヴァントとして登場したアーチャー:無銘。そのほか、セイバー:ガウェインやランサー:クー・フーリン、アサシン:李書文といった『EXTRA』で登場した武人の多くが客将となっている。 李書文のみ、強化技の仕様が若干異なり、派生強攻撃後に強攻撃ボタン長押しで2重使用まで可能。 玉藻の前 月の聖杯戦争を“マスター”と共に勝ち抜いたサーヴァントの一人。数々の呪術スキルをあやつる 魔術師 (キャスター)のサーヴァント。なかなかに食えない性格だが、マスターにだけは健気で従順な姿勢を貫いている。 副官は『CCC』および『Apocrypha』に登場したランサー:カルナ。ほか、小間使いとして『CCC』でのもうひとりのランサー:エリザベート=バートリーが、客将としてバーサーカー:呂布奉先とライダー:メドゥーサが所属する。 カルナのみ、後述する宝具使用後に防御力がダウンしてしまう。 アルテラ 名目上本作初出(*2)である 剣士 (セイバー)のサーヴァント。誇り高く、理性的な剣士でその剣に迷いはなく、戦闘時には猛烈な戦いぶりを見せるが、どこか「空虚」と「矛盾」を感じさせる性格。 『CCC』のプレイヤーサーヴァントだったギルガメッシュが副官役として協力者になっており、またルーラー:ジャンヌ・ダルクやライダー:イスカンダルといった他のFate系列シリーズを代表する 高格の英霊 (トップサーヴァント)たちもこの陣営に所属している。 ジャンヌ・ダルクのみ、宝具使用後は自身が即死してしまう。これは今回は特攻宝具の方を切り札の攻撃として採用しているためで、令呪またはインストールスキルでの復活が前提となる。 ポイント Fateで無双 「"プレイヤー自身が"サーヴァントに指示を出して聖杯戦争で戦う」というFateシリーズファンが多かれ少なかれ抱く夢は『EXTRA』『CCC』『Grand Order』でターン制RPGとして、またマスター・サーヴァント入り交じる戦いの体験は『unlimited codes』や『タイガーころしあむ』等で対戦アクションとして大まかに実現してきたが、本作ではこれまでにない一人プレイ専用の「一対多」タクティカルアクション(無双)形式での実現となった。参戦している操作可能キャラクターは過去作ゲスト、『EXTELLA』からの新キャラを含め、特殊ステージ専用のバージョン違い等一部例外を除けば全16名。 ネロ・クラウディウス陣営:ネロ・クラウディウス、クー・フーリン、ガウェイン、李書文、無銘 玉藻の前陣営:玉藻の前、メドゥーサ、カルナ、呂布、エリザベート・バートリー アルテラ陣営:アルテラ、イスカンダル、ジャンヌ・ダルク、ギルガメッシュ 無所属:アルキメデス、アルトリア・ペンドラゴン 『EXTRA』『CCC』でもお馴染みのネロ、玉藻、無銘、ギルガメッシュ、エリザベートに加え、『Grand Order』に先行出演したアルテラや完全新規キャラのアルキメデスも参戦。新規サーヴァントである2名はシナリオ上でも重要な役割を果たす。 神話や史実の当人の逸話的に、敵の大軍相手に一騎当千を十二分にこなせる英霊が多くラインナップされている。クー・フーリンやガウェイン、呂布や李書文、カルナといった『EXTRA』『CCC』にも参戦したお馴染みのサーヴァントから、『Fate/Zero』のイスカンダル、『Fate/Apocrypha』のジャンヌ・ダルク、そして『Fate/stay night』からもアルトリアやメドゥーサ等がプレイアブルキャラクターとして遂にEXTRAシリーズに初参戦となる。 一方で、一騎当千が似合いそうなサーヴァントが選ばれなかったり、『Fate/stay night』の中でも選ばれなかったサーヴァントがいたため、各々のキャラクターのファンの嘆きも聞こえた。 ゲームシステム 領域支配権争奪戦 本作では、「セクター」と呼ばれる15箇所の拠点を攻め合い、領域の支配権を示す鍵「レジムマトリクス」を争奪する戦いが繰り広げられる。 各「セクター」や「サーヴァント」には1~4の「レジムランク」、ないしレジムマトリクスの数量が割り当てられる。 各セクターには拠点を守る「アグレッサー」が存在しており、敵方のアグレッサーを全て倒すとセクターを制圧できる。敵軍のアグレッサーにはサーヴァントが割り当てられることもある。高ランクの「セクター」を制圧したり、サーヴァントを倒すことで一気に有利な状況に持ち込めるが、待ち受ける敵は相応に強力。 逆に自陣セクターを守るアグレッサーまたはサーヴァントを倒されると、セクターは奪われてしまう。敵陣のセクターには「プラント」が出現することがあり、自陣のセクターへアグレッサーを送り込み、制圧しようとする。プラントは同セクターにもアグレッサーを補充してくるため、プラントの撃破はステージ攻略において優先度が高め。 プレイヤーは「レジムマトリクス」を先に15個集め、出撃エリアを奪還する事が目的となる。その後、出現したボスサーヴァントを倒すことでステージクリアとなる。 それまでにプレイヤーの操作するサーヴァントが倒されるか、敵側に15個のレジムマトリクスを確保されるとゲームオーバー。 ステージによっては、ボス戦専用セクターへのポータルが出現する場合がある。 今回はステージごとに令呪が与えられるシステムとなっており、プレイヤーの操作するサーヴァントが倒された場合でも基本的に三回まで蘇生が可能。 プレイ中または復活時にまとめて三画令呪を使うと、HPゲージとEMゲージなどステータスを大幅にパワーアップした状態となる。 エクステラマニューバ 攻撃を当てることで増加するEMゲージを消費して発動する全キャラ共通の必殺技。ヒットした敵を中心に、周囲広範囲の敵にまとめてダメージを与えることが可能。 発動中に追加でゲージを消費することで連続攻撃を繰り出し、追加ダメージを与えてよりコンボヒット数・ドライヴゲージを稼げる。 形態変化(ムーンクランチ)・強化術式(ムーンドライヴ) 王権の証たる指輪"レガリア"を通じてサーヴァントを強化する機能。どちらの場合でも、相手ガードを無視するガードブレイク攻撃を行えるようになる。 攻撃を当てることで溜まるドライヴゲージが最大になると、ムーンセルの魔力により一定時間操作サーヴァントをパワーアップさせることができる。ドライヴゲージはコンボヒット数に比例して回復しやすくなる。 ネロと玉藻のみ、"レガリア"をマスターがイメージする新たな鎧へと形態変化させる"ムーンクランチ"が可能。戦闘スタイルが変化し攻撃力が大幅に上昇。 それ以外の王の証"レガリア"を持たないサーヴァントでは、単純に攻撃力と防御力が大幅に上がる強化術式"ムーンドライヴ"となる。 フリーモードは、操作キャラと敵ボスキャラの組み合わせからステージを検索して戦闘できる機能となる。プレイヤー同士の対戦は不可能。 絆レベルがキャラクターごとに存在し、サイドミッションをクリアする度に上がっていく。ネロ、玉藻、アルテラについてはメインシナリオ中に何度か、マイルームイベントで特定の選択肢を選ぶことで絆レベルを上げるチャンスが存在する。 絆レベルが一定以上まで上がると、インストールスキルや、陣営に関係なくそのキャラクターに切り替えて戦えるコードキャストを持った礼装が手に入る。ただし個別礼装でのキャラクター切り替えは、基本的にフリーモードでしか機能しない。 ステージを最高評価でクリアするなどの条件を満たすと、プレイヤーは貨幣であるQPや、低頻度で入手する強化骨子を消費して「礼装」を作成可能になる。 主人公は礼装毎に搭載されたコードキャスト機能を用いて、操作キャラクターや味方への回復・一部セクターに設置された四種類の罠(作中名称「セクタートラップ」)等へのバリア、攻撃力アップ等の補佐を行える。出撃前に手に入れている礼装の中から選んで装備し、出撃する。 インストールスキルはサーヴァントの絆レベルに応じて装備数が増えるステータスアップアイテム。「攻撃UP」「防御UP」「取得経験値UP」「アイテムドロップUP」「確率で特定効果発動」等様々な効果があるが、同じインストールスキルを手に入れることで20レベル分まで重ね合わせて強化される。 一部サーヴァントは、特定のインストールスキルのレベルに場所に応じてボーナスがかかる。 難易度は「EASY」「NORMAL」「HARD」「VERY HARD」の四段階。ステージごとに難易度は選択可能だが、VERY HARDは特定条件をクリアするまで選択できない。 「NORMALが辛いのでこのステージはEASYでプレイ」という事も可能だが、ある隠し要素だけ、難易度EASYでは達成が不可能となる。 ステージと難易度によって推奨レベルも設定されており、これとプレイヤーレベルの差は獲得経験値への補正に関わる。NORMALとEASYの推奨レベルは同じなので、EASYではレベルが上がりにくいということはない。 Fateシリーズで定番である各サーヴァントの超必殺技である「宝具」だが、本作では発動条件が難しい。セクターに設置されているオレンジ色のアイテムボックスに入っているか、ボスサーヴァントが宝具を発動しようとするのを攻撃阻止して落とす「ノーブルファンタズムキー」を三つ集めて初めて発動が可能。限定条件的で気軽に打てないが、セクター全体を文字通り一掃させるまさに切り札中の切り札となっている。 こういった仕様上、「広域全体攻撃」に演出や設定が変更されている宝具が多い。 シナリオ 過去の『EXTRA』シリーズでは最初に一人のパートナーを選び、他はパラレルワールド(周回プレイ)だったが、今作のメインストーリーは3人のサーヴァントを順番に主役として展開していく一本道方式になっている。 ネロ、玉藻、アルテラはメインストーリーモード対応であり、一編ごとに全6~9ステージ。それ以外のキャラクターはサブストーリーモード対応で全3ステージとなる。 ネロ編 ⇒ 玉藻編 ⇒ アルテラ編 ⇒ 終章の順に進行し、所属している陣営のキャラクターのサブストーリーも、メインストーリーの進捗に応じて解禁されていく。 この他に陣営無所属のサーヴァントも存在するが、それらは特殊条件を満たすことでとサブストーリーモードに追加される。 サブストーリー対応キャラは、QP消費でレベルを上げる機能「マネーイズパワーシステム」が利用可能。上限はセーブデータ内で最もレベルの高いサーヴァントまで。 一方、メインストーリーと他一部ステージでは、コードキャストにより陣営所属ごとの副官とのキャラクターチェンジが可能。副官に対応するサーヴァントは、メインストーリーモードでのみ主将サーヴァントとレベルなどを共有する。 BGM メインメニュー等で流れる本作のテーマといえるBGMは神聖的で優しく、大胆なメロディになっている。 一部キャラクターでの宝具発動時のテーマBGMもゲーム性に合わせた独自のアレンジがなされており、聴き苦しくない。そして本作収録のBGMの多くはサウンドプレイヤーで聴くことができる。 全イベントがギャラリーモードで再生可能 マイルームでのネロ、玉藻、アルテラとのイベントや、ストーリーのイベントもすべてギャラリーモードで再び見ることができる。 メインストーリーモードで選ばなかった選択肢の反応を見ることなどもできる等、この点は充実している。 評価点 シナリオ面 メインシナリオ「奈須きのこ」 。 キーヒロイン「アルテラ」に関わる金詩篇のシナリオ展開は概ね好評。 『Fate/Grand Order』のストーリーやイベントでも度々活躍を見せていたキャラのルーツ、そして次回作『Fate/EXTELLA Link』における「アルテラ・ラーヴァ」がどのようにして誕生したのかという経緯は本作で語られる。 「アルテラ陣営」の仲間サーヴァントであるギルガメッシュ、ジャンヌ・ダルク、イスカンダルといった錚々たる面々は、なぜアルテラと主人公に力を貸すのかという理由が(ネロ・玉藻陣営に比べて)比較的丁寧に書かれている。 特にギルガメッシュは「未明篇」のシナリオにおいても、印象に残る「横槍」を入れてくれる。 同じく新キャラクターである「アルキメデス」も、小悪党感は拭えないものの、小憎たらしい立ち回り方と、その目論見が何度化粉砕される時の「顔芸」と声優の演技もあって強烈な印象を残した。 (後述する裏設定や最終ルートでの扱いから)玉藻の扱いが悪いと言われた本作だが、彼女の持ちシナリオである『蘭詩篇』では主人公との絆を通しての成長は描かれており、玉藻視点ではハッピーエンドの正式ルート(編纂事象)として締めくくられている。 一部キャラのサイドシナリオも、伏線やこれまでの流れを踏襲したものがある。 特に評価が高いのはガウェインのサイドシナリオ。生前の主君であるセイバー・アルトリアと再会し、「サーヴァントになった後の主君を導く」という決意をセイバーから認められる展開は本作独自のものと言えるであろう。 呂布のサイドシナリオも、ギャグ寄りだが生前の軍師「陣宮」が空の上に現れ呂布を「むてきロボ」と呼び、窘めるというシーンがある。 何故か陣宮は、『EXTRA』の頃に呂布のマスターをしていたアトラス院のホムンクルス「ラニ=VIII」に外見が似ている事がファンの間では話題騒然となった。 アクション面 欠点は多いが多くの敵を「エクステラマニューバ」で吹っ飛ばすという爽快感は一応存在する。 賛否両論点 ゲームとしての出来 過去作にない新しい形になった『Fate』シリーズの一作であるが、その内容については賛否両論となっている。 無双ゲームとしては「良くも悪くも普通」という評価が多い。 全体的なグラフィックの質はPS3でも違和感ないような程度。キャラクター人気が重要であるシリーズであるため、3Dモデルに関しての不満も発売前から公開されたPVですでに多少出ていた。 実際に操作する際には、キャラクターの後姿ばかり見る事になる都合上、グラフィックの質はそこまで気にせず済むし、会話シーン等でもワダアルコ氏のキャラクターの立ち絵が表情等も変わりながら横に表示されるため気にするプレイヤーは少ない。しかし、エクステラマニューバの締めやイベントムービー、マイルームなどではキャラクターは正面を向いて会話もするため、「表情豊かな立ち絵に比べて3Dモデルの表情が硬いのが気になる」という意見もある。美形の騎士設定であるはずのガウェインが「ゴリラ」と呼ばれるようなものだったり、ある理由でアルテラは顔のグラフィックがシナリオでかなり拡大されて映されまくるためそれが顕著。 Vita版ではエネミーの出現量が少なく、一部のサイドミッション(一定時間内に敵を数百体倒せ)等がこなしにくいという意見もある。しかしそこは製作側も予測していたのか、Vita版とPS4版ではサイドミッションの難易度や戦闘評価の基準をある程度変更している。 ミニマップ拡大が存在しない。このため、セクターの所々にある入り組んだ地形やアグレッサー位置などの戦況把握に苦心させられることになる。暗いステージではさらに悪化。 アグレッサーの位置を示す矢印はマップ構造を無視して直線的に指すため、「目の前に確かに敵がいるのにどうやって行けばいいのか分からない」というストレスに苛まれる。 問題点 システム面 アルトリアの出現条件 アルトリアについてはゲーム的にはいわゆる乱入キャラクターであり、「とあるサイドミッション」を満たすことでのみ解禁のチャンスが与えられる。 しかし、発売から5日後にヒントが公開、ユーザーにより特定されたその条件が物議を醸す。(PS4/PSVの時間設定で)15~16時にゲームをプレイし、特定ステージでのみ出現する「???」と表示されたサイドミッションを受注し、「NORMAL以上の難易度」「レジムマトリクスを完成」「特定のセクターにて焼きそばパン(回復アイテム)を5個取得」を全て満たすことでアルトリアがステージに出現し、先にアルトリアを倒してから勝利することで解禁となるというものであった。 まさかのリアルプレイ時間縛りという事態にプレイヤー達は驚愕した。15時から16時といえば、平日なら大抵の人が学業や仕事をしている真っ只中であり、土日祝日でもない限りプレイ出来る人の方が少ない。 本体の時間を15 00にすれば済む話ではあるが、「ゲーム機本体の時間をいじって有利にプレイ」は普通のプレイ方法として褒められたものではない。オンライン主体のゲームソフトが一気に増えている時世なので基本弄りようがないし、最悪アカウントの存亡に関わりかねない危険行為となる。 発売から約2週間後、11月末のパッチ1.02配信により時間制限は廃止された。アーケードで言うタイムリリース的な縛りだったのか、流石にマズかったと判断されたのか。 アルトリアが食いしん坊キャラであるためこのような設定(*3)になっているのだろうが、実際のところアルトリアは「きめ細かな食事」を好み、「雑な食事」を嫌う。いわゆる購買の焼きそばパンなどは、当然後者側に相当するため、アルトリアファンからは首を傾げられた。 なお、回復アイテムとして焼きそばパンが選ばれたのは『CCC』のネタである。つまり、元から食品アイテムとして焼きそばパンが存在した所に、アルトリアの食いしん坊設定を噛み合わせようとした結果、このようなおかしな事態が発生してしまったのだと考えられる。 しかもこの焼きそばパン、HPが半分程度まで減らない限り敵からドロップしないという仕様のためにHPが満タンの状態だと全くドロップしない。アルトリアは出現時に「優秀なマスターがいるようですね」とセリフを発するのだが、実際は敵からの被弾の少ない優秀なマスターであればあるほどアルトリアを出現させるのが難しいという逆転現象が起こってしまっている。 仮にアイテムボックスから確実に取得できる「桜弁当」を条件にしていたなら、条件の特定も達成も今より楽になっていた上に、設定の齟齬もなくなっていただろう。 また、「特定のエリアで」という点については公式からのヒントすらなく、ステージによっては普通にプレイする際にはまず足を踏み入れることすらないエリアが対象であったため、その点においてもプレイヤーは頭を悩ませる事となった。 初回購入特典およびDLCでもアルトリアの衣装が配信されているのだが、当然アルトリアを出現させなければ使う機会はない。衣装に惹かれたファン・単純にアルトリアが好きなファンにとっても辛い展開であっただろうし、商売下手だと言わざるを得ない。 戦闘システム面 爽快感の薄さ 本家コーエーテクモの無双シリーズでも敵兵が案山子と言われることが多いが、本作のアグレッサー、プラントなど特殊な中モブを除いても敵兵はもっと人間味が無く、大抵は人形を攻撃しているだけで本家よりも爽快感に欠けるとする意見が多い。 元々月の電脳空間で、マザーコンピュータたるムーンセルを守る攻勢プログラム、人間の体でいうなら侵入したウイルスを退治する白血球のような存在であるため、敵兵が案山子とかロボットっぽいのは設定的に致し方ないところもある。『EXTRA』シリーズの雑魚エネミーは過去作から大体こんな感じである。 陣取りの要素が強すぎて、無双プレイを楽しむ余裕が全くない。本家無双シリーズ風に言えば、マップ全体が複数の拠点の繋ぎ合わせで構成されていて、敵が常に本気で奪いに来る状態。プレイヤーは絶え間なく起こる増援やミッションに対応するためセクターを駆け回らねばならず、僅かな寄り道でゲームオーバーになる事も珍しくない。 大量の敵が出て、サーヴァントが様々なモーションで技を放つという仕様なのに、こちらはちょっと食らうと怯んでしまう。 そのため、モーションが大ぶりな鈍重パワー型が非常に使いづらい。特に呂布は作中ではさも最優先で潰すべき最強レベルの切り札扱いなのに、派生攻撃に入らないとスーパーアーマーがなく、それもムーンドライヴ中のサーヴァントには通用しないなど、プレイヤーキャラとしては強さを発揮しづらい。しかも、あちこち動き回るゲームなので足が遅いとそれだけで不利である。 味方サーヴァントが貧弱 出陣している自分以外のサーヴァント、その他の味方が敵軍に一矢報いることが殆ど無く、敵軍にはたいてい押し切られる。その救援のために、とにかく無駄に戦場を奔走させられることがしばしば。倒されると戦闘評価には影響しないが、レジムマトリクスを大きく奪われることになり、キャラゲーにしても味方キャラを見捨てるのはいささかファンには辛いものもある。 一応ステージ開始時に敵側のセクターを制圧してくれる、敵サーヴァントを味方サーヴァントの所へ誘導することで進軍を食い止められる、といったステージも存在するので、役に立たないわけではない。陣取り風のシステムなのだから、フリーモードだけでも味方サーヴァントに移動指示等を出せれば良かったのだが。 宝具 先のポイント項のゲームシステムでも述べたが、宝具は気軽に撃てない。固有大技発動の爽快感もあまり味わえないといえる。 発動にはオレンジのアイテムボックスに入っているキーが三つ必要と述べたが、この宝具発動キーが入っているアイテムボックスは、ボス戦ポータルが出現するステージでは2つ以下しか置いておらず、ボスサーヴァントの宝具発動準備を阻止して奪い取る他ない。 キーの位置はマップを見れば確認出来るが、先に述べたようにとにかく味方が敗走し易いので、離れた場所まで取りに行く余裕はあまりなく、進行にパターン構築が必要。 結果的に宝具を発動する余裕が最後にしか無いまま、戦闘を終えていることが多い。 これも上述されていることだが、演出が違うだけで基本効果は全キャラ共通であるという点もキャラクターごとの個性を薄れさせており、問題点といえるだろう。 一部キャラクターは差別化を試みられているものの、その方法が自身にデメリット付与というのはいくら原作再現とはいえあんまりである。 戦闘ではそこまで依存的ではないものの「エクステラマニューバ」ゲーな傾向がある。無双シリーズのゲージ技に比べ、エクステラマニューバは発動数のストック数自体はかなり潤沢な部類なので、ヒット数評価を気にしないならとりあえず1ゲージだけ使ってアグレッサーや敵サーヴァントに叩き込み、まとめて一方的にダメージを与えていくだけでどうにでもなる。ただ、カメラを特定ボスに自動的に向けて修正する等の機能はないため、しっかりエクステラマニューバを当てたい相手との距離や方角を把握しておかないとその辺の雑魚に入ってダメージが落ちることも。 ダッシュに敵を押し出す特性があり、ダッシュから攻撃を繰り返すと基本的に敵や雑魚エネミーは巻き込まれたままのけぞり何も出来ないでダメージを受ける。この攻撃でゲージをちまちま貯めて上記のエクステラマニューバという戦法を繰り返せばとりあえず何とかなる。 敵のスーパーアーマーを無視できるという点も、エクステラマニューバの優位性に拍車をかけている。 最終的には1つのステージのセクタートラップが全四種類(火氷雷毒)全て存在する(しかもキャラと難易度によっては即死レベルの威力)ということもザラであり、スロット数が最高四つの関係上礼装が「遮断のプリズム」系統一択しかなくなることも。 しかもこの礼装、アイテムクラフト時にどのレジストコードキャストが出るかは完全にランダム。「火火火毒」「氷雷雷雷」といった使い所に困る組み合わせとなってしまうことも頻発する。全てのセクタートラップに一度に対応可能な「火氷雷毒」の遮断のプリズムを手に入れるにはかなりの労力と運を必要とする。 とはいえ高難度ではほぼすべてのセクターにトラップが仕掛けられていることもあるため、このような礼装であっても全く役に立たないわけではない。 当然、レジストしか使えないので攻撃力UPや防御力UP、回復等のコードキャストは使用不能。アクションが得意でないプレイヤーにとってはかなり難易度が上がる。 トラップのダメージは非常に高く、ストレスも溜まりがちではあるが、一回発動すれば消滅するので遮断のプリズムがクリアに必須というバランスはかろうじて避けられている。高評価を得るためには可能な限り防ぐ必要があるが。 クリア自体は各項目で記したようにそう難しいものではないが、その一方でステージを最高ランクでクリアしようとすると、評価項目のうち「制圧セクター数」により、難易度が上昇する。 最高ランクを得るにはいずれのステージでも全セクターを制圧してボスを倒す必要があるが、セクター制圧のために戦っていると、気付けばボスを攻撃に巻き込んで倒してしまい、そのままステージクリアとなってしまうことが多々見られる。特に上記のエクステラマニューバでは顕著である。 そのため、できるだけボスが出現するギリギリまで多数のセクターを奪えるよう、「高ランクのセクターを後回しにする」「トラップのある自セクターを奪われないようにする」といったパターン化が必須となる。 ボスはプレイヤーのいるセクターに一定時間ごとに必ず現れるという仕様があり、これを利用してボスを引き連れながら未制圧のセクターを制圧して回る事も出来るが手間がかかる。 また、プラントはどれだけ潰しても短いスパンで再出現するうえ、敵セクターが残り一つとなると、セクターから離れただけで再出現するという頻出具合にプレイヤーは辟易することとなる。 16名の操作キャラの中では、ジャンヌ・ダルクが「技性能」の面で最も貧弱といえる。防御力=「死ににくさ」は全キャラ中トップとなっているのだが、この系統のアクションゲームでは活きる場面が少ない。 攻撃モーションが大振りすぎると言う欠点が深刻。範囲が相応に広くその関係でダッシュ強攻撃が扱いやすいとはいえ、戦法の単調化の一因に。加えて前述通り切り札の宝具は自爆技であるため、攻撃力を補わんと使用を狙うつもりの場合、インストールスキルの一枠を「三度、落陽を迎えても」で埋めざるを得ない。 + 真ルート最終ステージについて このゲームの最終ステージの構成にも問題がある。端的に説明すると、「巨大な敵本体の外部で雑魚を掃除」⇒「本体内部に侵入して中枢に向かう」⇒「中枢のコアを破壊する」という流れであり、大抵のゲームならばコアがラスボスのポジションに当たるのだが…。 なんとこのコアには防衛機能も何もない。コアを守る敵さえいない。完全に無抵抗なただのサンドバッグである。これまでのルートでは(使い回しとはいえ)締めに相応しい大型ボスが用意されていただけに、ラスボス戦に期待していたプレイヤーは肩透かしを食らう羽目となった。 また、中枢に向かう部分はこれまでとは操作性が大きく変わり、「細い通路を強制スクロールで進ませられ、出現した隔壁を回避or破壊して対応する」といういわゆる奥スクロールシューティングのような内容になっている。不慣れな操作性に加えて隔壁が出現してからアクションを起こすまでの時間制限が短いために慣れないうちは対処が難しく、しかも失敗して隔壁に激突してしまった際に受けるダメージが大きい(*4)初見殺しっぷりのため、プレイヤーからは「何なのだ、これは! どうすればいいのだ?!」との悲鳴が上がり、壁がラスボスと揶揄されることになってしまった。 なお、この流れは2セットも繰り返す必要があるため、コンティニューを消費して1セット目をなんとかクリアしたプレイヤーは絶望の淵に叩き込まれることとなった。 ストーリー キャラ面 前作否定に近い共通設定 並行世界を扱った他の作品でも見られるものだが、本作において「TYPE-MOON作品での並行世界は二種類に分けられる」という設定が本格的に開示されることになった。 それが各世界の平均的な現象として認められた『編纂事象』と、人類滅亡もしくは人類が盤石になり過ぎて発展性が無いためにその世界が無かったものとみなされる(メタ的には、その作品が正史として扱われることのない)『剪定事象』である。 有り体に言えばこれはTYPE-MOON作品での正史ルートを扱う必要が出てきた際に備えた設定と見ることも出来る(*5)。ただし本作、ひいては『EXTRA』シリーズに限っては前2作のテーマとの齟齬という最大の問題点の原因にもなった。 前2作品におけるそれは「たとえどんなに相手が強大であろうと、今現在の自分が何か出来るなら、最後まで抗うべきだ。そうして変え得る未来もある筈」という希望に満ちた思想が根底に敷かれていた。しかし、本作『EXTELLA』で明かされた剪定事象は「未来が確定したらその世界に意味がないから、現時点でどう足掻こうが無駄。世界そのものが消滅する」というもの。端的に言ってしまえば『EXTRA』シリーズでありながら、シリーズのテーマそのものを破壊しにかかっていると解釈可能な設定なのである。 また、後述のEXTELLA/Zeroを見ての通り、主人公のパートナーによっては「過去作のルートそのものが剪定事象であり正史ではない」という扱いを受け、その点でも大いに批判意見を噴出させてしまった。 ただし、本作でストーリーが最終ルートに繋がっているのは、 剪定事象に至っても主人公が諦めなかったから ことは忘れてはならない。 EXTELLA/Zero まず、『Fate/EXTRA』『Fate/EXTRA CCC』の続編として期待して購入したファンとしては、「主人公や過去作でパートナーだったネロや玉藻、無銘やギルガメッシュ等の設定が前作と食い違っている」という事に混乱が見られた。これは先に述べた通り「ただの続編ではない」と公式が発売前から発表されていたものの、公式サイト等で設定の詳細や変更部分には触れられず発売され、多くのプレイヤーに衝撃と混乱を与えた。 変更された設定についても本編で断片的にしか語られず、本作をプレイしただけでは完全には把握出来ない。発売からしばらくのち、メインシナリオライター奈須きのこ氏のサイト「竹箒日記」にて『EXTELLA/Zero』と銘打たれ公開されている。 + 本編以前の話、そして竹箒日記で公開中だが一応折りたたんで端的に記載 まずネロと玉藻は『EXTRA』や『CCC』のように主人公と二人一組、マンツーマンで完全に聖杯戦争を勝ち抜いてはいない。 男主人公がネロと契約して三回戦まで勝ち抜き、玉藻は別のマスターと契約して戦っており、対戦相手となった男主人公にマスターの指示で色仕掛けを仕掛けたところ、男主人公が鋼の意志で跳ねのけ、玉藻がそれに感じ入ったことにより失敗。その後玉藻とそのマスターは決戦で正々堂々勝負した上で男主人公とネロに敗北。電脳死寸前のマスターは「良妻の意地」から最後まで付き合おうとしていた玉藻を生贄呪術で切り捨て逃走した。 その後切り捨てられた玉藻は羨ましげに男主人公とネロを見ながら消滅、と思われたが、男主人公の同情と機転により玉藻をサブサーヴァントとして拾い上げ契約することに成功。その後は二体同時使役をして聖杯戦争を勝ち抜いていく。ネロと玉藻は男主人公の取り合いでいがみあい、最後は玉藻がサブサーヴァントであるためか聖杯接続においてエラー対象となってしまうため身を引くも、また羨ましげな態度を男主人公に向けてきたためネロが我慢ならず蹴落とした。本編での玉藻のネロへの恨みはこれに起因する。 一方、男主人公とは別に女主人公もある事情で別々同時に存在している。こちらのパートナーは『EXTRA』でネロ、玉藻と同じく主人公のパートナーであったが本作ではサブキャラクターとなった無銘。 このペアは半ばバグで起きた事象であり、月の聖杯戦争の裏事情を知りながらも最後まで勝ち抜けないことが確定している。本来の存在である男主人公に女主人公は助言等をしながら自分達も勝ち抜いていったが、トーナメント形式である以上対戦相手となってしまう。最後は全力を通して男主人公・ネロ&玉藻と戦い満足して敗北、消滅した。無銘はこの経緯を覚えているほか、「別の並行世界」で女主人公と本作と同じような案件が発生し対処しようとするものの失敗。その後いかなる経緯でか本作世界に漂着し、女主人公が命を賭して導いたもう一人のマスターである男主人公を気にかけ、本作でネロ陣営に加わっている。 前作で本来助言やサポートをしてくれたり対戦相手として悲哀を感じさせながら散ったポジションである凛やラニについては、それ以前に別の所で敗北したと思われ、聖杯戦争最強のライバルであるレオ&ガウェインとの対決もゲーム中では存在しない新規キャラである『もう一人の主人公』に仮託されてなくなっている(*6)。 『CCC』でパートナーだったギルガメッシュは月の裏の虚数の海にて微睡んでいる中で「主人公とその可能性・縁があった」ことは把握済み(*7)。 『CCC』の事象は虚数事象としてネロも男性主人公も忘却しているが、ネロがエリザベートとライバル関係である事を認識しているなどぼんやりした記憶はある模様。なお玉藻は『CCC』の出来事を全部記憶しているらしい(*8)。 初回限定盤「ヴェルバーBOX」「レガリアBOX」に付属していた設定資料集『EXTELLA/material』における『これまでのあらすじ』では、前述の『EXTELLA/Zero』と『EXTELLA』本編の中間の出来事が記載されている。 こちらでもPSP版では有り得なかった重要な選択や本編直前の状況、本作初出の設定など重要な設定が語られている。 + EXTELLA/materialで明かされた「これまでのあらすじ」 『EXTELLA/Zero』で記載された『EXTRA』ラスボス・トワイスとの決戦後、主人公はムーンセルに対して願いを叶える事となる。 『EXTRA』ではムーンセルを戦争の火種とした完全否定、後述の人類が永遠に触れられないよう永久封印した上でバグとして消去されるエンディングだったのだが、『EXTELLA』においては叶えた願いが「ムーンセルの方針の変革」へと変更されている。 その後の『EXTELLA』本編で黒幕の謀略にかけられる前の状況が語られており、ムーンセルが観測した外宇宙からの脅威から地球圏を守るべく主人公とムーンセルで協調していた事が発覚している。 なおゲーム本編では黒幕の策謀から逃れるために取った手段によって主人公は記憶喪失になっており、これらの状況はゲーム本編では終章編突入まで触れられることがない。 「前作プレイ済みファン」は勿論「『EXTELLA』が初の『EXTRA』シリーズな新規」の面々からはこれらの一口で飲み込むには複雑過ぎる前日譚設定が本編で殆ど描写されないことに関して不満が噴出。前作までの「主人公と一人のサーヴァントが二人三脚で戦っていく」過程を良いものとしていたファンからも不平不満の感想が挙がった。 特に玉藻の扱いについては不満の声が多く、どう見ても貧乏くじで大ハズレなマスターと契約させられている事や、唐突にサブサーヴァント(実質負けヒロイン)という設定が追加された点が槍玉に上げられた。 また、レオ&ガウェインは「"最弱同士のコンビ"である主人公達では限りなく100%に近い確率で勝ち目がない」とラスボスが予測する程の絶対的強者だったが、成長し続けた主人公はそれを覆し、そこにラスボスは希望を見出した、という物語のラスボス戦直前の経緯がある。 この流れは同作中で非常に重要な意味を持つため、「完全無欠とされたレオが主人公以外を相手に敗退していた」という点も、前作否定に等しいとしてかなり難色を示すファンも多い。 特典本である『Fate/EXTELLA material』であらすじについて記載があるものの、『EXTELLA/Zero』の直後から『EXTELLA』本編直前までの補完になっており、これも結局はゲーム外部(両ハード版同梱のものなら定価19,990円、Vita版なら8,980円、PS4版なら9,980円の限定版に『Fate/EXTELLA material』は付属する)での説明である。 『EXTELLA/Zero』に付け加えられている文章として、「これはあくまでネロがメインだった場合であり他の事象も存在する(意訳)」という注意書きがあり、玉藻がメインや無銘がメインの場合はまた 異なった『EXTELLA/Zero』が展開されうる ことを奈須きのこは述べている。 元々Fateシリーズ自体「タイトルが変われば基本的に今までと違うパラレルワールド(並行世界)」ということはよくあったが、「だったらその事象(玉藻や無銘がメインだった世界)から地続きの『Fate/EXTELLA』をプレイさせてくれ」という反論が出ていることは想像に難くない。 現時点でそのような「前作から各サーヴァントにとって地続きのEXTELLA」を遊ぶ事ができない以上、キャラクターの設定改変や本作での扱いに対して不満を覚えたファンが取れる行動は「事象の存在そのものを否定する」…要は本作を無かった事にする以外に存在していない。 作中の用語をそのまま使うなら、「『EXTELLA』こそ『EXTRA』シリーズファンにとって剪定事象にしたい案件」等という事態になったのはなんとも皮肉な話である。 ただし『EXTRA』シリーズ自体は、『Fateを破壊する新たなFate』、いわゆる『FateシリーズにおけるGガンダム』がコンセプトであると初代EXTRAの頃から語られており、本作が 『『EXTRA』をベースとしつつも新しく独立した物語』 であってもシリーズのコンセプトとしては逸脱していないとも取れる。…問題は、それが上客だろう『EXTRA』シリーズのファンを数割切り捨ててしまったとさえ言えることであるが。 本作での各キャラクターの扱い 総勢16名のサーヴァントが参戦し、それだけキャラクター達の多様な群像劇が描かれてはいるのだが、キャラクターが増えた弊害としてそれぞれのキャラクターの扱いに格差が生じてしまっている。これについての不満も多い。 + 各シナリオ・キャラクター達の扱いについて ネロの場合、表向きメインの焔詩篇のみではバッドエンドに近いが、彼女についてはあるシナリオで救われ、終章のメインヒロインとして真の黒幕相手に大立ち回りを見せる等大活躍で見せ場も多い。 しかし焔詩篇での事象が存在し続いていくことは紛れもない事、そして玉藻程ではないが「彼女と二人だけで幸せになりたかった」ネロのファンからはそれが実現されず嘆かれている。 玉藻の場合、蘭詞篇では一線を越えたと思しきほどに主人公といちゃついたり、一見幸せな主人公との終わりを迎え、そこはファンにも好評である。しかし上述の『EXTELLA/Zero』が下地の本作であること(*9)、「とりあえず今の危機は去ったが、本題は何も解決していない。きっとそのせいで滅びは確定だろうけど、その日まで幸せを謳歌しよう」といういわゆるメリーバッドエンド(*10)シナリオである事に少なからず不満が見かけられる。 そして終章では一応ネロと共にパートナーであるのにストーリー上のメイン・操作キャラはネロ一本であり日陰役、そしてそのルートをプレイする度にネロが選択肢次第で「アルテラも呼ぶか?キャスターめは呼ばなくてもよいぞ?」と主人公に言うため「大団円なはずなのに玉藻がハブられていて辛い」という意見も多い。これはシステム上でも「ストーリー一篇毎に使用サーヴァントが固定」という仕様の悪影響を受けたケースとも言える。 基本的にシリーズではギャグ・メタでおちゃらけてきたポジションの彼女だが、本作では玉藻の前としての反省して封印した筈の本性、「傾国モード」というものを発動させており、「高圧的で強欲な女帝」として別人のように振舞っている(理由は蘭詞篇終盤で明かされる)。いつもの主人公といちゃつく彼女が見られるのは幕間のマイルームとエンディング時。これに関して「エリザベートへの扱い(後述)が1人だけ客将じゃなく雑用小間使いとか理不尽」「玉藻がどう見ても主人公の前だけかわいこぶり・悪女で好きになれない」という新規の意見もあるが、ここらは過去作でそこそこに彼女の過去や根源として語られていたので古参の玉藻好きとしてはおおむね普通に受け止められている。 今まで彼女はシリーズ内で「ハーレム展開とか絶対に許さない」「浮気したら呪います(浮気相手と想い人を)」とまで再三述べてきた嫉妬深く自他ともに認めるヤンデレ属性キャラとして描かれてきたが、今回はハーレム展開(それも自分は側室的な位置)に甘んじるという明らかな矛盾があった。前作『CCC』では最後の最後で本気を出して主人公と実質二人きりの幸せな夫婦生活で終わっただけに、この落差は大きい。 アルテラの場合、メインの未明篇は一つの物語としては完成度が高い。事実上バッドエンドではあるが主人公とアルテラは満ち足りて終わる。そして彼女もあるシナリオで救われることとなるのだが、それは言うなれば「ネロ、玉藻と一緒の状態に更にアルテラが加わる」というものであるため、「主人公とアルテラ二人だけで幸せをつかみ取るシナリオはないのか」という意見は上述の玉藻やネロのファン程でないにしろ聞かれる。 言ってしまうと「地球を侵略・破壊しに来た地球外生命との本来分かり合ってはならない恋」の話であるが、これは前作『CCC』でも扱ったネタであり、その一方で一部のサーヴァントが貧乏くじを引かされたような形になったことを冷めた目で見てしまう旧作ファンも出た。 ネロ、玉藻、アルテラ以外のサーヴァントの物語はサブストーリーで補完されるが、短い上にメインストーリーと同じような戦いがほとんど。おまけにメインストーリーでは殆どのサーヴァントが空気であり、「シナリオ上特にいなくても問題ない」という扱いのものが目立つ。 ネロ陣営については「ただ戦い・戦場を求めている」クー・フーリンや李書文、「前のマスターの良き好敵手であった主人公への恩義で仕える」ガウェイン、「ある事情から主人公を気にかけている」無銘の構成。無銘以外は存外さっぱりした理由での客将仕え。 玉藻陣営については「玉藻に声を掛けられ、概ね意気投合したから」が大半を占める(メドゥーサ・カルナ・呂布)うえ、残るエリザベートは実はいた理由がよく分かっていない。そしてストーリー上エリザは早々に陣営を裏切り離脱(後述)。残りのメンツも施しの英雄たるカルナ以外、サブストーリーで客将としての忠心が本物ではないことが分かる。まあ原典でも裏切りで超有名な呂奉先とか、蛇さながらの狡猾さを秘めていたメドゥーサもただ黙って従っているはずもなく…特にメドゥーサのエンディングは玉藻の本作での経歴を考慮すると玉藻が不憫な事請け合い。その他、呂布のシナリオのエンディングは、過去作で語られていた呂布の元マスターのラニが呂布を従えられている理由が事前説明なしに変更されており(*11)、公式からの説明もない。 アルテラ陣営については「アルテラの力に屈服させられた」とみせかけて、イスカンダルとジャンヌ・ダルクはアルテラの心情を気にかけた結果での助力であり、ギルガメッシュはある事情で特別に手を貸しているという。チームワークはほぼなきに等しく好き勝手に各々やっているが一応ジャンヌがまとめ役に近い位置で、ギルガメッシュやイスカンダルは真面目なジャンヌをよくからかっている。同じ女性としてアルテラの心のケア担当も請け負っているため、他二名よりも苦労人なジャンヌ。 無銘が今までの主人公のパートナーからサブキャラクターに降格された事には前述の『EXTELLA/Zero』である程度フォローが入ってはいるものの「やはり無銘がメインパートナーの新作が見たかった」と少なからず声が聞こえる。特に本作では前日譚を考慮すると「男主人公推奨」なところがあり、「無銘と女主人公の甘酸っぱい少女漫画的なもの」をシリーズに期待している一定数いるだろう女性ファン等が『CCC』に引き続き肩を落とした。 無銘と同様、「『CCC』に続いてまたギルガメッシュがメインパートナーの『EXTRA』新作が見たい」という声も。 エリザベートについては、前作『CCC』では端的に言えば「悪行だと知らないまま民衆を虐待・虐殺した自分の罪は、幾ら償えども決して本質的には許されないことを自覚しつつ、本当に人に愛されるためにも独り償いを続ける覚悟を涙しつつ決めて、改心を遂げつつ舞台を降りる」というキャラクターである。それが本作では「他のキャラクターが悪いことやってるっぽいから、自分も我慢しなくて良いよね(※洗脳込み)」という理由で、あっさり翻意してまた悪行を重ねるキャラクターに変貌している。「いくらストーリー上の事情で悪役になっているとはいえ、『CCC』で改心したのにまた悪に返り咲いてしまって哀しい」という声や、「洒落にならないくらいに前作の感動的な余韻と、エリザベートというキャラクターそのものを破壊している」といった酷評も。本作発売以前の『Fate/Grand Order』で改心後の彼女は頻繁にピックアップされて描かれており、そこから一応良い子になったエリザベートを好きになり、そのまま本作をプレイした彼女の新規ファンの間でも「陣営の長の玉藻の前に折檻されてばかりで可哀そう」「悪に堕ちたエリザが(FGOで見たエリザと違って)怖い」等の意見が出た。前者に関しては「それだけの事をしてきたため自らへの罰として甘んじて受けている彼女の意志」、そして後者は「過去作を知らない新規のカルチャーショック」が原因であるが。 『EXTELLA』の完全新キャラであるアルキメデスであるが、当初『Fate/Grand Order』の方で同じ史実の学者キャラが登場した際に物議を醸しており、その二の舞を危惧されていた。しかし蓋を開けてみると、「理知的でいかにも知略家という風だが『他者を理解する』という点で詰めが甘く、作中で何度も思惑が瓦解し挙句の果てにはとんでもない顔芸で声を荒らげてガチギレするキレ芸人のようなキャラ」であったため、ネタキャラとして愛されることとなった。一方で偉大な数学者である元ネタへの敬意が見られず(*12)、今まではどんなクズ英霊でも多少は英雄らしいところがあった(イアソン等)にもかかわらずこのキャラには全く良いところがない、等の批判もある。 そしてアルトリア・ペンドラゴンは、本世界観においてはいわゆるジョーカー扱いに位置づけられている。彼女の星の聖剣は本作で重大な経緯・設定が追加されており、本作の過去にあたる1万4千年前に人知れず抑止力として召喚され、その聖剣でもって星を脅かす強大な敵を倒していたりと裏方で色々やっていた様子。生前の部下であるガウェインや過去作で顔馴染みの無銘やギルガメッシュ、イスカンダル等に対しやりとりもそこそこに存在感を見せているが、サブストーリーではあくまで裏方で何をしていたのかを軽く語る程度。ある意味一番「ゲスト」らしいという扱い。 具体的な内容としては 「事情を碌に知らない中、登場キャラクター達を相手に単独で文字通りの無双をして、ストーリーには絡む訳でも無く去っていき、最後は『まあ現場に任せても問題無いだろうから呑気に食事を堪能しよう』」 という、本作の世界観をわざわざ踏みにじるかのような内容。アルトリアの必要性を問う声や、真っ当な活躍ではなかったことを嘆く声が多数挙がった。 更に、上記の聖剣のインフレした設定についても、2年前のDVD特典用小説で僅かに示唆された程度であり、批判が相当挙がっている。 またこれらの影響から、本作そのもののストーリーに対しても「大団円を迎えられる最善策ではないものの、アルトリアがその気になれば黒幕共々あっさり蹴散らせた」という状態になっているため、徒労感や虚脱感を覚えたプレイヤーも居た。ただし、アルトリアがこういう扱いなのは理由があると考えられる。聖剣の過剰スペックは、そもそも「現実世界で振るわれた聖剣が敵の主力を瞬殺した」という事実が存在するため、要は致命的な特攻であると考えられる。自分が開催している大会で、勝って困る選手がいるからと言ってシードでそんな戦力をねじ込んで叩き潰す真似はムーンセルにとっても意味がないのである。とはいえ、そう考えられる情報が少なく、そういう事情があろうと分からなければ意味ないのだが。 一部のキャラクター以外はステージボスとして敵対した後は、特にイベントもなく出番をすべて使い切る(*13)ため、事実上名前が付いているだけの「武将A」でしかない。 その他、「戦車等に騎乗して戦うのが肝であり、名立たる三騎士程の武術は無い知略に長けたキャラクター」…であった筈のイスカンダルが、何故か二刀流で無双する。しかも槍の名手として高名なクー・フーリンより、設定として武術の腕が上。さらにはギルガメッシュやジャンヌ・ダルク、カルナ等と並ぶ「トップ・サーヴァント」という本作初出の新区分にされる等の過去作のファンにとっては意味不明な持ち上げなども見られる。一方「ただ視界に入るだけで物体を石化する魔眼」を持つとされるメドゥーサについては、その魔眼が何故か弱体化し、魔眼をフルに使っても対魔力設定など欠片もない近代拳法家の李書文に勝てない。等、アルトリアとギルガメッシュを除く『Fate/stay night』の元祖サーヴァント達が尽く踏んだり蹴ったりな扱いを受けたり後付けが今まで以上に多いことなども、批判や不満が出る点である。 + 本作の主人公について。長く少しネタバレにも接触しそうなので折り畳み 最後に、主人公(岸波白野)。無印では無個性(ちょっとおかしいところもあったが)、そして『CCC』でとてつもない個性の爆発が起きた彼(彼女)。言うなればシリーズ前作によってキャラの肉付けが起こり固有ファンがつき、「プレイヤーの自己投影」だったものが「一人の登場人物」としてTYPE-MOON界隈で扱われるようになったキャラである。 本作ではネロの下にいる主人公、玉藻の下にいる主人公、そしてアルテラの下にいる主人公(ネタバレになるので分裂している理由はアルテラ編を参照されたし)と、計3人が同時に存在している。 この事に関して「(どの主人公も)キャラが今までと違う気がする」という意見もあるが、実際前述通り『EXTELLA/Zero』という背景を辿ったことで三人に分裂している理由のせいもある。シナリオでの独白やとった行動的に、確かに今までの作品の主人公としての片鱗(思考や行動力等)はちりばめられているため「こいつは自分達は知らない主人公だが紛れもなく今までの主人公だ」と好意的に受け取る意見も存在しており、賛否両論。 ストーリーではどの主人公も記憶がおぼろげであり存在も不安定であまり目立った行動は出来ず、黒幕に容易く騙されたうえに真相に気付いた頃にはそのルートでは色々手遅れだったりと「ヒーロー」をできていなかったが、終章最後で起死回生の手を打ったことでようやく大団円を勝ち取ることができた。 「3人になった事件さえなければ主人公はもっと上手く立ち回れたのでは」「今まで思考力と行動力のある奴だったのだから主人公としてもっと動いてほしかった」と古参の一部は苦言を述べがちだが、それはそれで「新規の『EXTRA』シリーズに触れた人に優しくない」「真相に直ぐ気付いてストーリーが終わってしまう」というメタな擁護もある。 + メインストーリー真ルートについて 最後に解禁されネロ、玉藻、アルテラの三人のシナリオが収束する金詩篇だが、先に述べたとおり事実上ネロのみがメインである。 玉藻、アルテラを操作するステージがここになく、最終的にサブキャラクター化してしまう点に不満を隠せなかったユーザーも多い。 この真ルート最終ステージ専用として、ネロには「セイバー・ヴィーナス」という別バージョンキャラ扱いの特殊衣装が存在している。 これがざっくり言えば「手足にはゴテゴテとした甲冑を纏っているが、胴体は局部を申し訳程度に覆うだけ」という余りにも痴女全開なデザインであり、大いに賛否が分かれた。 類似した格好のキャラクターとして前作ラスボスが居るが、そちらはそれに足る十分な設定があったため、背景設定的な事情が大分異なる。 それでも「(痴女のような衣装だろうが)1人だけ決戦衣装が別にあるのがずるい」と玉藻やアルテラのファンからは少なからず羨望の声もある。 一連の事態こそ解決するものの、かつて襲来した元凶の本体が再び来る可能性があることが大団円の後に明かされてしまい、結局後味も歯切れも悪い。 また、今回の元凶は「神々の軍勢ですら蹴散らす力を持つ尖兵を生み出し、尖兵を超える力を有する存在」な訳だが、「かつて尖兵に蹴散らされた神々のうちの一柱の力を借りただけのネロが、何故かこの元凶に打ち勝つ。しかも勝てた理由等はこれと言って解説されない」「強いて言うなら「愛」の力で勝った」という状況である。そのため「幾ら何でもご都合主義が過ぎるのではないか」という指摘もある。 黒幕自体は別ルートで判明するが、それ以降特に掘り下げもなくその面ではインパクトが薄れてしまう。 黒幕の動機は意訳すると「興味があるから」で終わってしまうほど薄い。また最後まで言動が非常に小物臭く、過去作のラスボスと比較して「中ボスレベル」との批判もある。 元々「地球文明と月の記録を宇宙を無差別に暴れまわりながら略奪・破壊しにきた理性なき暴走兵器のような存在」と、「地球文明と人類に失望し、その関心は未知の物への探求にのみ向けられる理知的存在」が事故で噛み合った結果が今回の事件の原因であり、「中ボスレベル」なのは致し方ないともいえる。 総評 ゲームとしては、無難な出来で遊べはするが、無双ゲーとしては爽快感やボリュームの薄さ等荒削りな部分が多い。そしてそれ以上に、TYPE-MOONゲーにおける要であろうシナリオにおいて、度外視するにはあまりにも大きすぎる問題を抱えている。 ゲームとしてクソゲーと断ずる程ではないが、シリーズ物であることによる欠点をどうしても無視できなくなった作品である。 ストーリー・キャラ面としては、「ネロが好きなマスターには一応おすすめ(『EXTRA』シリーズに入った時期にもよるが)」「アルテラ好きのマスターには自信をもって薦められる」「冷遇されたキャラのファンはこれをプレイしたら様々な理由で公式にヘイトを抱く可能性すらある」と、評価には極端なブレがある。 ひとえに「前作までは複数のキャラクター達からパートナーとして一人選び、それぞれが主人公と二人一組でかけがえのないストーリーとしての体験だった」だけに起きている不満だろう。 それ以外のキャラクターについても、顔出し参戦に近い状態であることや、先述の通り過去作を無かったことにする扱い等、不満や批難が多い。 「続編物でありながら過去作を大きく改変し、更にその部分の説明は本編や事前情報にない」など、新規も古参も困惑せざるを得ず、人によっては強く拒絶する、手放しに褒めるのは到底不可能な出来栄えである。 しかしながら部分部分においては「惜しい」「勿体ない」と言える良い部分もある。 尚、ワダアルコ氏によって描かれた本作でのキャラ達の立ち絵やエンディングCGはDLC等も含め賛否意見者双方からほぼ満場一致で「絵は良い」と言われている。それが武内崇絵が至高と長年言われたアルトリアやジャンヌさえも「これはこれで好き」とそれぞれのファンに言わせているほど。 新たな世界観としても外宇宙からの脅威に対してアルテラを仲間に加えてムーンセルとサーヴァント達と共に迎撃態勢を敷く一連の流れは、スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』の流れとも違った未来への一大決戦の一端となっている。 奈須きのこが一部のみ発表したTYPE-MOONワールドの終着点の一つ、荒廃した星で新人類のみが生き残り外宇宙からの侵略者と戦い続ける『鋼の大地』との類似性も匂わせている事に期待するファンも居る。 一応最後は大まかに大団円で終わり、その怒涛のシナリオ展開はいつも通りのTYPE-MOON作品として評価する者も居る。 ただし、先述の通り設定が変わり過ぎたと受け取られるキャラクター達を前提としている他、4種のメインルートにおいて「TYPE-MOONでも絶対的な存在として描写された、太古の時代の全盛の神々の軍勢を軽く蹴散らす相手」を、「愛の力」の一言で打倒してしまう結末(*14)については、それまで散々主人公側の絶望感を煽る演出もあった分、何時にもましておざなりだという指摘もある。 もっとも、アルテラやアルキメデス等、本作で初めてキャラの詳細な描写がなされている人物達については好意的に受け入れる意見も多く、新キャラの顔見せに主眼を置くなら一応の成果は上げたと言えるだろう。 移植 2017年7月20日にNintendo Switchへ移植された。 通常版7,800円でDLC衣装35種が全て初期導入されており(店舗別特典衣装コード等は無し)、加えてネロの「解放の花嫁衣裳(束縛の花嫁衣裳の前のファスナーが全開のマイナーチェンジ衣装)」が付属する。 尚、限定版はワダアルコ新規描き下ろしのボックスとネロとおでかけポーチ(Switchを入れられるサイズ)が付属。その他店舗別購入特典がまたキャンペーンされた。 PS4/PSV/Win版でDLC群を全体で+1万円近くを費やすハメになるユーザーにとって、PS4/PSV版発売から約半年程であからさまな廉価版が出る事になったのは如何なものであろうかという指摘もある。 特にWin版はSwitchより後に発売されたにもかかわらず、DLCは別売り。まとめ買いで2割ほど割引されるバンドルの存在によりPS4/PSV版に比べれば全導入時の支払いは少なくなるものの、最初から全部入りのSwitch版とは雲泥の差がある。 2020年7月22日にiOS/Android版が配信された。 続編 シナリオ自体「本当の問題」は完全解決されないまま終わった感があり、どう見ても最後は続編を匂わせる終わり方をしているため、諸々の問題を解決した次回作・拡張作…要するに本作の完全版の製作・発売を予期するファンは多かった(*15)。 2017年4月後半、ニコニコ動画生放送番組『Fate/Grand OrderCCCコラボ直前SP』にて、本作の続編が開発進行中であるという公式アナウンスがなされた。 そして2017年8月30日、新作『 Fate/EXTELLA LINK 』が発表され、2018年6月7日に発売された。 『EXTELLA LINK』の広告は「太陽落としまくり!」「めっちゃ投影できる!」「ゲイ・ボルグ投げ放題!」「好きなだけエクスカリバー!」とどこかで見たセンスであることが後年思わぬ形で話題を呼んだ。 2021年2月11日にNintendo Switch/プレイステーション4で『Fate/EXTELLA Celebration BOX』が発売予定。 『Fate/EXTRA』シリーズ10周年記念であり、本作とのセット販売である。 『「たまごっち」』とコラボした「えくすてらっち」が同梱されている。 余談 Switch/Win版には多言語に対応しており海外の『Fate』シリーズファンでも親しみやすくなっている。 発売予定日からの大幅な延期がいつものことなTYPE-MOON作品であるが、本作は発表当初の2016年11月10日から予定通りに発売が行われた。これについては「どうせいつも通り延期するんだろ」と(良くも悪くも)予想していた型月ユーザーを少なからず驚かせた。 …もっとも、初めて延期無しで出た本作のファン評価がご覧の有様であるため、「素直にいつも通り延期してでももっとまともに作ってくれ」と中々にきつい苦言が出たのは皮肉としか言いようがない。 ギャラリーでサーヴァントの各種衣装を確認できるが、PS4/PSV版には玉藻のムーンクランチ衣装だけ登録されないというバグがある。パッチ1.03が公開された現在もこのバグは修正される気配がない。 上述のSwitch版ではこのバグは見られず普通に登録されて鑑賞可能となっており、なおさら先行版が修正されない理由が不明である。 玉藻の前は本作ではCGモデルのパンツが公式監修フィギュアや前作『CCC』等で決まった「青と白の縞パン」から「白」に何故か変更されている。同じように「赤と白の縞パン」という設定のエリザベートはそのままなのに、である。 元々『EXTRA』では「パンツ部分はテクスチャ無し(その関係か黒いパンツに見えた)」だったが、上述の様に担当絵師のワダアルコ直々に「あざとく縞とか穿いてそう」という意見を元に縞パン設定になったのだが、どういうわけか『EXTELLA』では白。そりゃ女の子である以上毎日同じ柄のパンツなのは不自然かもしれないが、設定でトレードマークのようなものなのに何故変更?と玉藻ファンは首をかしげた。 のちに『Fate/Grand Order Arcade』でも玉藻の前がプレイアブル実装されたが、そちらでもパンツは白なのが確認されている。先に実装されていたエリザベートはここでも赤と白の縞。何故。 発売直後の1週目(集計3日間)には140,000本を売り上げて如何に期待された作品であるかを本作は見せつけた。しかし、2週目は7,000本、3週目は2,000本、と超初動型の傾向を示しており、じわ売れで初動から累計まで倍以上伸ばしたシリーズ過去2作とは真逆という結果となった。 発売前に公式ネットイベント「サーヴァントフェスタ夏」が開催され、それによってTVCMも公開されるものがネット投票で決まった。 第1回投票は「あなたはどの陣営を支持する?」で、結果は「玉藻の前陣営」だった。TVCMも玉藻陣営のカットが使われた。 第2回投票は「Fate/Zeroからあのサーヴァントが参戦!参戦するのは誰だ!?」で、結果は半ばファンも分かり切っていたろうが「イスカンダル」だった。ディルムッド・オディナやランスロットというマイノリティ投票もあったが。 第3回投票は「ネロ×○○!実現してほしい夢のマッチメイクは!?」で、結果は「アルトリア・ペンドラゴン」だった。コハエースやエイプリルフール等で両者はギャグ的に犬猿の仲であったが、この度のシリアスな場での対決が望まれたか。 第4回投票は「ネロ・玉藻の前と二人っきりのときに言われたい一言は?」で、結果は「玉藻の前・いつもの衣装・戦いに疲れたあなたへのご褒美のセリフ」だった。これに準じたマイルームシーンがCMで放映。 第1回と第4回の結果から玉藻のキャラクター人気が窺えるが、それで本作のこの始末はキャラゲービジネス的に落ち度を否めない。
https://w.atwiki.jp/smilelive-minecraft/pages/19.html
各種コマンド [#i5e21eb6] コマンド 説明 /kill 1000のダメージを受ける(自殺) /tell player message playerにしか見えないmessageを送る /version Bukkitのバージョンを表示します /plugins Plugin一覧を表示します /list サーバーに接続しているIDを表示します /csversion ChestShopのバージョンを表示します /iteminfo 手に持っているItemのItemIDを表示します /money 所持金を表示します /money pay account-name amount account-name に amount の金額を贈ります iConomy6 コマンド 説明 /money 所持金を表示します /money pay account-name amount account-name に amount マニーの金額を贈ります ChestShop コマンド 説明 /chestshop チェストショップのバージョンを確認します LWC コマンド 略コマンド 説明 /lwc -c private /cprivate 個人のみ使用可能な保護をかけます /lwc -c public /cpublic 全員が開けられるようにします。しかし、権限は自分にあり /lwc -r /cremove 保護を解除します /lwc -c password password /cpassword password パスワードによる保護をかけます /lwc -u passworld /cunlock passworld パスワードで保護されているパスワードを解除します /lwc -m account-name 個人の保護を account-name と共有します /lwc -i /cinfo 保護情報を表示します
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/2840.html
◇トレーラー 刃物はよくある武器だ。 簡単に人を傷つけ、簡単に人を死に追いやる。 言葉は誰もが持ちうる武器だ。 簡単に人を傷つけ、簡単に人を死に追いやる。 けれど、彼らにそんなものは存在しない。存在してはならない。 銃も異能も忍術もロボットも不死身の身体も。 本当の思いを伝える言葉すらも。 何の武器も持たぬまま。 乾坤堂30期卒業キャンペーン 『Parallel×Stranger=?』 「第4演目 “ビギニングアイドル” Gleaming」 ――それでも立つ、君に捧ぐ。 ◇ハンドアウト ◎PCα 《イメージカラー:桃系》——「名もなきヒーロー」「インフェルノ」 幾度目かの世界移動の後、気が付くと貴方は雑踏の中を歩いていた。隣にはPCβもいる。若者たちで溢れかえった通りを抜けて一息吐く貴方たちに、一人の男が声をかけてきた。なんでも、チヅルというアイドルと支え合う存在になってほしいということだけれど……? ◎PCβ 《イメージカラー:黄系》——「アウトサイダー」 幾度目かの世界移動の後、気が付くと貴方は雑踏の中を歩いていた。隣にはPCαもいる。若者たちで溢れかえった通りを抜けて一息吐く貴方たちに、一人の男が声をかけてきた。なんでも、モモカというアイドルと並び立つ存在になってほしいということだけれど……? ◎PCγ 《イメージカラー:紫系》——「OH MY GOD」 幾度目かの世界移動の後、貴方はまどろみの中にいた。そんな貴方はゆすられ、何事か大声で叫ばれ、そして再度ゆすられる。「…い、お……よ、…い、おい!!!」目を覚ました貴方のことを一人の男が覗き込んでいた。彼は、「早く支度しろ!俺たちの女神を救いに行くぞ!!!」と、貴方に紙袋を投げつける。 ◇NPCたち ●倉敷 千弦(くらしき ちづる) 《イメージカラー:マラカイトグリーン》――「Persona voice」 シナリオ開始時点で、アイドルグループ「Gleam」の唯一のメンバーである女性アイドル。他のユニットメンバーが全員、スキャンダルですっぱ抜かれてしまったため、周囲からやんや言われている。それでもいつも笑顔の王道アイドルとしてステージに立ち続けるが、内心はユニットメンバー,マネージャー,P,記者たちへの怒り、繰り返される関係者や一般人の間での噂に対する辛苦……などなど負の感情でいっぱいである。近頃はバーチャルアイドルなるものが台頭してきている節もあり、結構キツい。 なお、十数年後、アイドル界を席巻して女の子の憧れとなり、たくさんのアイドルグループを生み出す「シャイニング」のプロデューサーになる未来があるが、このシナリオに失敗するとその未来も無くなるため、アイドル界は輝かないまま。 ●衣川 百華(きぬがわ ももか) 《イメージカラー:サルビアブルー》――「アライブファクター」 色々あって千弦だけになったアイドルグループ「Gleam」の再建のため連れてこられた女性アイドル。その実は紛れもなく百華の僧衣その人である。圧倒的ビジュアルの良さと歌やダンスの才能から、代役として世界に選ばれたわけでもないのにプロデューサーに半ば強引にスカウトされてしまった。けれど、何だかんだあって千弦がアイドルを続けることの重要性を認識したため、それなりに真剣にアイドル活動をしている。やると決めたらやりきるタイプ。だったが、ミブチたちがやってきてしまったために行動方針が真逆になった。 ファンサは多くないが、ここぞと言う時に繰り出せるタイプ。 ●三田 廉也(みた れんや) "藤野楓"の昔馴染みで、Gleamや千弦のおっかけをしているアイドルオタク。"藤野楓"と互いの推しを伸し上げる手助けをする約束をしており、エンディングでは見事果たした。昔馴染みであることから女性である"藤野楓"の家に本人の許可なく堂々と入り込むが、恋愛感情を持ったことは一切ない——というのは嘘で、初対面で顔に一目惚れするも、中身を知って友人なら最高だけど恋人にはちょっと……と若干引いた過去がある。 ●荒川 アラン(あらかわ あらん) 《イメージカラー:フォゲットミーノット》――「アライブファクター」 バーチャルアイドルデュオ「アウンのコキュー」所属の女性アイドル。圧倒的な毒舌と煽りキャラで人気を博している。実は中の人は千々岩藍……になりすました虚栄の道化であり、倉敷千弦の話を壊すために彼女を乗っ取った。まさか高月が相方になるとは想定していなかったが、まあ別にバレることも無いので好きにやっている。意外と余裕がありそうなので、高月をデートに誘ったり誘惑する試みで、ちょっかいをかけてみているのは余談。 ●静山 シウン(しずやま しうん) 《イメージカラー:グレー》 バーチャルアイドルデュオ「アウンのコキュー」所属の男性アイドル。クールな声音と態度、時々刺す毒舌が人気を博している。中の人は配役されてしまったお馴染み高月京で、相方が虚栄の道化であることには全く気付いていない。まさか自分がアイドルをすることになるとは思わなかったので人一倍困惑しているし、ファンサをどうすれば良いか分からない。アランの中の人にデートに誘われやんわり断ったりしている。女性経験があまりないことがよく分かる。 ●市野 衛(いちの まもる) 我らがプロデューサーのおねえさん。Gleamや千弦が辛い時期を一緒に走り抜け隣で見てきた立場として、本セッションでは千弦のやりたいようにやらせてみる、が基本方針だった。カオルとミブチだと、どちらかといえばミブチがタイプ。
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/2683.html
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 美遊・エーデルフェルト コスプレ衣装 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 美遊・エーデルフェルト コスプレ衣装 完全オーダメイド対応可能 アニメ専線 発売日 :2013年8月13日 発売 商品情報 ・セット内容:マント、ワンピース、ピン、腕カバー、腿飾り、靴下 ・素材:ポリ混紡生地、合皮 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ イリヤスフィール コスプレ衣装 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ イリヤスフィール コスプレ衣装 仮装衣装 完全オーダメイド対応可能 アニメ専線 発売日 :2013年8月5日 発売 商品情報 ・セット内容:上着、ケープ、スカート、蝶結び、髪飾り、腕カバー、靴下、腿カバー ・素材:ポリ混紡生地、合皮 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 穂群原学園制服 イリヤスフィール コスプレ衣装 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 穂群原学園制服 イリヤスフィール コスプレ衣装 完全オーダメイド対応可能 アニメ専線 発売日 :2013年8月3日 発売 商品情報 ・セット内容:上着、スカート、蝶結び、帽子、靴下 ・素材:ポリ混紡生地、合皮 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Fate/Zero フェイト/ゼロ 遠坂凛風 とおさかりん コスプレ衣装 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Fate/Zero フェイト/ゼロ 遠坂凛風 とおさかりん コスプレ衣装 コスチューム Cosplay Costume オーダーメイドも対応可能 COSSKY 発売日 :2013年6月18日 発売 商品情報 ・商品内容:上着、スカート ・上着(ポリエステル100%) ・スカート(ポリエステル100%) Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ イリヤスフィール・フォン・アインツベルン風 コスプレ靴 ブーツ Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ イリヤスフィール・フォン・アインツベルン風 コスプレ靴 ブーツ コスチューム Costume オーダメイド対応可能 COSSKY 発売日 :2013年6月18日 発売 商品情報 ・素材:人造革
https://w.atwiki.jp/matchmove/pages/123.html
Lens Control Panel レンズコントロールパネル Field of View. 視野FOV このフレームでの視野を角度で指定 Focal Length. 焦点距離(シーン・セッティングの現在のバックプレート幅を使って計算される)。説明のためだけに用意されています。Add/Remove Key., このフレームでのFOV・FLのキーを追加・削除 Known. 視野FOVが既知で(一般的に最初の実行による)、視野シード・トラックから得られます。修復されるかもしれないか、ズームしているかもしれません。解析されたFOVトラックをFOVがトラッキングするシードへコピーしたいかどうか尋ねられます-解析されたFOVの下でロックしたいならば、そうしてください。Fixed, Unknown. Radio Button. Field of view is unknown, but did not zoom during the shot. Fixed, with Estimate. Radio Button. Camera did not zoom, and a reasonable estimate of the field of view is available and has been set into the beginning of the lens seed track. This mode can make solving slightly faster and more robust.Important verify that you know, and have entered, the correct plate size before using any on-setfocal lengthvalues. A correct on-set focal length with an incorrect plate size makes the focal length useless, and this setting harmful. Zooming, Unknown. Radio Button. Field of view zoomed during shot. Lens Distortion. Spinner. Show/change the lens distortion coefficient. Calculate Distortion. Checkbox. When checked, SynthEyes will calculate the lens distortion coefficient. You should have plenty of well-distributed trackers in your shot. Add Line. Checkbox. Adds an alignment line to the image that you can line up with a straight line in the image, adjust the lens distortion to match, and/or use it for tripod or lock-off scene alignment. Kill Line. Checkbox. Removes the selected alignment line (the delete key also does this). Control-click to delete all the alignment lines at once. Axis Type. Drop-down list. Not oriented, if the line is only there for lens distortion determination, parallel to one of the three axes, along one of the three (XYZ) axes, or along one of the three axes, with the length specified by the spinner. Configures the line for alignment. - . Button. Swaps an alignment line end for end. The direction of a line is significant and displayed only for on-axis lines. Length. Spinner. Sets the length of the line to control overall scene sizing during alignment. Only a single line, which must be on-axis, can have a length. Atnnnf.Button. Shows(not set)if no alignment lines have been configured. This button shows the (single) frame on which alignment lines have been defined and alignment will take place; clicking the button takes you to this frame. Set each time you change an alignment line, or right-click the button to set it to the current frame. Align! アラインメント線の設定にマッチするようシーンを整列させます ― At...ボタンで与えられているフレームのみです。他のフレームは、それに応じて調節されます。すべての解析に対して行うにはCTRLを押しながらクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/2673.html
Fate/kaleid liner プリズマ・イリヤ Fate/kaleid liner プリズマ・イリヤ (角川スニーカー文庫) 発売日 :2013年7月31日 発売 ・著者:伊藤ヒロ ・原作:ひろやまひろし、TYPE-MOON ・カバー・口絵イラスト:SILVERLINK. ・本文イラスト:bun150 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ2 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ2 (角川スニーカー文庫) 発売日 :2013年9月28日 発売 ・著者:伊藤ヒロ ・原作:ひろやまひろし、TYPE-MOON ・カバー・口絵イラスト:SILVERLINK. ・本文イラスト:bun150
https://w.atwiki.jp/linux2ch/pages/67.html
URPMI FAQ URPMI FAQ Mandriva Linux URPMI に任意のリポジトリーを追加するには? 日本国内の高速ミラーサーバーを利用してアップデートするには? コマンドラインからパッケージ管理するには? (基本コマンド) コマンドラインからパッケージ管理するには? (詳細オプション) urpmi 詳細オプション urpme 詳細オプション urpmq 詳細オプション パッケージ追加時に、インストールCDを毎回参照しないようにしたい。 サードパーティの RPM パッケージは利用できますか。 2ch ブラウザー「おちゅ〜しゃ」のインストールができません。 メタパッケージ(Task-Oriented パッケージ)の利用について (2006 Official) Mandriva Linux URPMI に任意のリポジトリーを追加するには? インストールCDを用いてインストールを行った直後は、参照可能なリポジトリーはCDメディアのみです。外部のリポジトリーを追加しないことには、パッケージ管理ツール URPMI は本来の機能を発揮できません。Fedora/RedHat Linux ではインストール直後には初期設定がすんでいて、直ちに利用可能となっているのに対して、Mandriva Linux の場合はこの点が異なっています。 リポジトリーの追加は [デスクトップ] [アプリケーション] [システム] [設定] [RPMの管理] [RPMのメディアを管理] から、グラフィカルな設定が可能です。 Easy urpmi config というWEBブラウザーから設定コマンドを自動生成できる便利なツールもあります。 [Easy URPMI 手順と設定例] (コマンドラインからの設定) バージョン名や使用しているシステムを選択 追加したいソース (contrib / main / updates など) とそのミラーを選択 ルートユーザーになって、作成された次のコマンド(一例)を実行 # urpmi.addmedia contrib http //ftp.riken.jp/Linux/mandrake/official/2005/i586/ media/contrib with media_info/hdlist.cz Urpmi URPMI resources page URPMI and RPM Tutorial URPMI と RPM のチュートリアル(URPMI and RPM Tutorial の日本語訳) 日本国内の高速ミラーサーバーを利用してアップデートするには? グラフィカル・デスクトップでは、[RPMのメディアを管理] からまず設定を行います。 ターミナルからコマンドを実行して設定することもできます。その場合は、次のコマンドを実行します。その他のミラーサーバーを利用したいときも、この書式に習って設定が行えます。 [奈良先端科学技術大学院大学ミラーを設定] # urpmi.addmedia main http //ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/Mandrivalinux/official/ 2007.1/i586/media/main # urpmi.addmedia contrib http //ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/Mandrivalinux/official/ 2007.1/i586/media/contrib # urpmi.addmedia updates http //ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/Mandrivalinux/official/ updates/2007.1/RPMS 注意:相対パス(例:with ../base/hdlist.cz)の入力は省略できます。正規表現は、次の例(KDDI研究所やRIKENミラー)になります。 # urpmi.addmedia contrib http //ftp.riken.jp/Linux/mandrake/official/2007.1/i586/ media/contrib with media_info/hdlist.cz # urpmi.addmedia updates ftp //ftp.kddlabs.co.jp/Linux/distributions/Mandrake/official/ updates/2007.1/RPMS with ../base/hdlist.cz 以上で初期設定は完了です。これで urpmi コマンドを用いてアップデートが実行できます。 この設定ファイルは、[/etc/urpmi/urpmi.cfg]に作成されています。 コマンドラインからパッケージ管理するには? (基本コマンド) Mandrakelinux ではパッケージ管理に Red Hat Package Manager(RPM) が採用されています。そのため、コマンドの使用方法は他の Red Hat 系ディストリビューションと同じです。Red Hat Linux 9 Red Hat Linux カスタマイズガイド の RPMによるパッケージ管理 や RPMの使用法 で分かりやすく解説されています。(RPM 関連 も参照のこと) ただし、パッケージのインストールや削除の際、他のパッケージに「依存する」ときは、この例のようにエラーメッセージが出て警告します。 Preparing... ########################################### [100%] error Failed dependencies bar.so.2 is needed by foo-1.0-1 Mandriva Linux では、この「依存性」解決のために、"urpm*" というコマンドが考案されました。このコマンドは Mandriva Linux 独自のもので、 Red Hat Linux や Fedora Linux の場合の APT や YUM と似た機能を備えています。基本的なコマンドは、次のとおりです。 コマンド 解説 # urpmi パッケージ名 新しいパッケージをインストールする # urpme パッケージ名 パッケージを削除する # urpmi.addmedia 名前 url 新しいメディアを追加する # urpmi.removemedia 名前 メディアを削除する # urpmi.update 名前 パッケージをアップデートする # urpmi.update -a システムのデータベースを最新のものへ更新する # urpmi --update --auto-select すべてのパッケージをアップデートする $ urpmq -i ファイル名 ファイル名からパッケージ情報を検索する 詳しくは Package Management through the Command Line という英語ページを参照してください。 [関連公式ページ] Mandrake RPM HOWTO コマンドラインからパッケージ管理するには? (詳細オプション) urpmi 詳細オプション 使い方 --help - このヘルプを表示 --update - 更新メディアのみを使う --media - 指定したメディアのみを使う(コンマで区切る) --searchmedia - 指定したメディアのみを要求した(または更新された)パッケージの 検索に使う --excludemedia - 指定したメディアは使わない(コンマで区切る) --sortmedia - カンマ区切りで指定したメディアごとにソートする --synthesis - urpmiのデータベースではなく指定したsynthesisを使う --auto - 複数の選択肢から自動的にパッケージを選択 --auto-select - 自動的にパッケージを選択してシステムを更新 --no-uninstall - パッケージを削除する必要があるときは自動的にインストールを中 止 --keep - 既存のパッケージを維持し、削除要求は拒否する --split-level - 一定数以上のパッケージがインストールまたは更新される ときは分割して行う。デフォルトは 20 --split-length - 分割する最低パッケージ数。デフォルトは 1 --fuzzy - ファジー検索(-yと同じ) --src - ソースパッケージを指定(-s と同じ) --install-src - ソースのみをインストール(バイナリなし) --clean - キャッシュからRPMを削除 --noclean - RPMをキャッシュに残す --force - 足りないパッケージがあっても強制的に実行する --allow-nodeps - 依存関係に問題が発生した時に、自動的に終了せずに [--nodeps]でインストールするかどうか質問する --allow-force - 依存関係に問題が発生した時に、自動的に終了せずに [--force]でインストールするかどうか質問する --parallel - urpmiをエイリアスの複数のマシンに使う --root - RPMのインストールに他のルートを使う --use-distrib - ディストリビューションのツリーからurpmiをオンザフライで 設定。chrootを --root オプション付きで(アン)インストール する際に使用。 --wget - リモートファイルの取得にwgetを使う --curl - リモートファイルの取得にcurlを使う --limit-rate - ダウンロード速度を制限 --resume - 不完全なファイルのダウンロードを再開する ([--no-resume]で無効化、デフォルトで無効) --proxy - 指定したHTTPプロキシを使う。デフォルトのポート番号は 1080。(形式 proxyhost[ port] ) --proxy-user - プロキシ認証に使うユーザ名とパスワードを 指定する。(形式 user password ) --bug - 指定したディレクトリにバグレポートを出力 --env - 特定の環境を使う (バグレポートなどのため) --verify-rpm - インストールする前にRPMの署名を確認する (=デフォルト。[--no-verify-rpm]で無効) --test - 正しくインストールされるかどうかテストする --excludepath - 除外するパスを指定(カンマで区切る) --excludedocs - docファイルを除外する --skip - インストールをスキップするパッケージ --more-choices - 複数のパッケージがある場合に、デフォルト以外の選択肢を 表示する --norebuild - 読み込み不可ならhdlistをリビルドしない --strict-arch - 同じアーキテクチャのパッケージのみを更新 -a - 指定した表現を含むすべてのパッケージを選択する -p - provide(提供)タグも検索対象に含める -P - provide(提供)タグは検索の対象にしない -y - ファジー検索(--fuzzyと同じ) -s - ソースパッケージを指定(--src と同じ) -q - 詳細を表示しない -v - 詳細モード。 urpme 詳細オプション 使い方 --help - このヘルプを表示 --auto - 複数の選択肢から自動的にパッケージを選択 --test - 問題なく削除できるかどうかテストする --force - 足りないパッケージがあっても強制的に実行する --parallel - urpmiをエイリアスの複数のマシンに使う --root - RPMの削除に他のルートを使う --use-distrib - ディストリビューションのツリーからurpmiをオンザフライで 設定。chrootを --root オプション付きで(アン)インストール する際に使用。 -v - 詳細モード。 -a - 指定した表現を含むすべてのパッケージを選択 urpmq 詳細オプション 使い方 --help - このヘルプを表示 --update - 更新メディアのみを使う --media - 指定したメディアのみを使う(コンマで区切る) --searchmedia - 指定したメディアのみを要求した(または更新された)パッケージの検索に使う --excludemedia - 指定したメディアは使わない(コンマで区切る) --sortmedia - カンマ区切りで指定したメディアごとにソートする --synthesis - urpmiデータベースの代わりに指定したsynthesisを使う --auto-select - 自動的にパッケージを選択してシステムを更新 --fuzzy - ファジー検索(-yと同じ) --keep - 既存のパッケージを維持し、削除要求は拒否する --list - 利用できるパッケージを表示 --list-media - 利用できるメディアを表示 --list-url - 利用できるメディアとURLを表示 --list-nodes - [--parallel]に利用できるノードを表示 --list-aliases - 利用できるパラレルエイリアスを表示 --dump-config - メディアの設定をurpmi.addmediaの引数の形式で表示 --src - ソースパッケージを指定(-s と同じ) --headers - 指定したパッケージのヘッダをurpmiデータベースから 標準出力する(rootのみ) --sources - ダウンロードする前にすべてのソースパッケージを表示(rootのみ) --force - 足りないパッケージがあっても強制的に実行する --parallel - urpmiをエイリアスの複数のマシンに使う --use-distrib - ディストリビューションのツリーからurpmiをオンザフライで 設定。ディストリビューションの検索を可能にする。 --wget - リモートファイルの取得にwgetを使う --curl - リモートファイルの取得にcurlを使う --proxy - 指定したHTTPプロキシを使う。デフォルトのポート番号は 1080。(形式 proxyhost[ port] ) --proxy-user - プロキシ認証に使うユーザ名とパスワードを 指定する。(形式 user password ) --env - 特定の環境を使う (バグレポートなどのため) --changelog - チェンジログを表示 -a - 指定した表現を含むすべてのパッケージを選択する -c - 削除されるパッケージを表示 -d - 依存するパッケージも検索して表示 -f - 名前, バージョン, リリース番号, アーキテクチャを表示 -g - グループと名前を表示 -i - 読みやすい形で情報を表示 -l - パッケージに含まれるファイルを表示 -P - provideタグを検索しない(デフォルト) -p - パッケージを探すためにprovideタグを検索 -r - 名前, バージョン, リリース番号を表示 -R - 指定したパッケージに依存するパッケージを検索 -s - ソースパッケージを指定(--src と同じ) -u - 新しい版がインストールされているときはパッケージを削除 -v - 詳細モード。 -y - ファジー検索(--fuzzyと同じ) -Y - 大文字/小文字を区別しない[-y](ファジー検索) 指定したパッケージ名/RPMファイルがあるか調べます。 パッケージ追加時に、インストールCDを毎回参照しないようにしたい。 デフォルトでは、追加したいパッケージがインストールCDに含まれる場合、インストールCD (1-3) の利用を優先します。すべての作業をネットワーク経由で行いたいときには、次のコマンドを実行してください。 # urpmi.removemedia cdrom1 cdrom2 cdrom3 メディア Installation CD1 (cdrom1) を削除 メディア Installation CD2 (cdrom2) を削除 メディア Installation CD3 (cdrom3) を削除 ...設定ファイル[/etc/urpmi/urpmi.cfg]を作成 サードパーティの RPM パッケージは利用できますか。 有名なサードパーティが配布している RPM パッケージの多くが Red Hat, Fedora Linux 用に最適化されています。そのため、Mandrakelinux にインストールしても、確実に動作するとは限りません。source RPM から rebuild する方が動作する可能性が高いといえます。 ただし一例として、ATrpms からは特定のディストリビューションに依存しないとされるパッケージ (distribution independent packages) も配布されています。もし関心があるのなら、http //atrpms.net/dist/common/ を見てください。 また、以下のサイトからも Mandrakelinux 用のRPMパッケージが多数配布されています。 Rpmfind.Net Server からは、 Mandrakelinux 用 RPM のページを見てください。 RPM PBone Net からも、バージョン別に検索できます。 2ch ブラウザー「おちゅ〜しゃ」のインストールができません。 おちゅ〜しゃの公式サイト で公開されている RPM バイナリーは Fedora Core 用なので、そのままでインストールすることは無理です。http //ecololi.plala.jp/linux/mandrake/ というサイトより Mandriva 用バイナリーRPMが公開されています。これをダウンロードし、次のコマンドでインストールすれば簡単です。 # urpmi ochusha-0.5.7.2-1mdk101.i586.rpm 外部リンクを開くことが可能とするには、おちゅ〜しゃの [ツール] [オプション] [外部ウェブブラウザ] の設定を変更する必要があります。GNOME 環境では、 (変更前) mozilla -raise -remote "openURL(%s,new-window)" (変更後) mozilla-firefox %s KDE 環境では、替わりに konqueror %s と指定すれば対処できます。 公式なソースパッケージからインストールするには、 rpmbuild コマンドを使って、 RPM パッケージに変換してからインストールします。(tarball に RPM の spec ファイルが入っています。) rpmbuild -ta ochusha-0.5.8.1.tar.bz2 メタパッケージ(Task-Oriented パッケージ)の利用について (2006 Official) 2006 Official には、Conectiva より導入された下記メタパッケージが利用できます。関連パッケージ一式を一括してインストールするためのものです。 # task-c-devel C 開発環境 # task-c++-devel C++ 開発環境 # task-gnome GNOME 環境 # task-kde KDE 環境 # task-kde-devel KDE 開発環境 一連のコマンドでどのようなパッケージがインストールされるのか知りたいときは、次のコマンドで確認できます。 $ urpmq -d task-パッケージ名
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/2815.html
◇トレーラー とある傭兵部隊がこの世の者とは思えぬ怪物に襲撃を受けてから、数年後。 飢餓は広がり、種々の争いは勢いを増し、治安の悪化は留まるところを知らず。 人に、弱者にとっては更に優しくない場所となった。 そんな世界で君たちは、独りの少年からの依頼を受ける。 ——ようこそ、血と硝煙香る銃の世界へ。 乾坤堂30期卒業キャンペーン 『Parallel×Stranger=?』 「Mission2. “ガンドッグ・リヴァイズド” ИCTИHHЫЙ KOHEЦ」 ◇ハンドアウト ◎PCα(1人以上) 気が付くと君は怒号と銃声が響くその中にいた。状況を把握する間も無く君はその喧騒に巻き込まれる。向けられる拳銃、引かれる引き金。重低音が鳴り響く瞬間、相手は何かに身体を押され、弾道は君から逸れる。何か——一人の少年は君の手を引くと、喧騒から逃れるように走り出した。 ◎PCβ(1人) 気が付くと君は路地裏に立っていた。周囲からは煩いほどの怒号と銃声が聞こえてくる。……かと思えば、君の手を取る青年が一人。君のほうを見ようともせず、彼は君の手首をギュッと握って、君を引きずるように走って行く。そして君を車に連れ込むと—— ◎PCγ(1人以上) 気が付くと君は銃弾飛び交うそのど真ん中に立っていた。状況を把握——なんてこと、しなくたって分かる。大ピンチだ。発砲音は前後から、撃ち合いの最中を何とか隠れようとするも、前方からやってきた奴に襲われた。……かと思えば、ソイツは頭を撃たれて寝転がっている。ソイツを撃った女は、今度は君に銃を向け—— ◎PCδ(0人以上) 気が付くと君は怒号と銃声が響くその中にいたものの、高月京と共に命からがら何とか逃げ出し、治安の悪い街をうろついていた……はずだったのだが。君達は厳つい男共に囲まれ、あれよあれよと豪邸の一部屋へと連れて行かれ、そして、スーツ姿の男と対峙していた。 ◇NPCたち ●キリル・レヴォ―ヴィチ・ツァリョーフ 〈愛称 キーラ〉 色白の肌、よく櫛の通る明るい栗色の髪、蒼の瞳を持つ少年。歳の割りに大人びた態度を取る一方、周囲にあたりが強いことも多い。 ●フリストフォール・イヴァノーヴィチ・ガモフ 〈愛称 トーニャ〉 色白の肌、黒と薄い栗色の髪、茶~黒の瞳を持つ、20代前半の青年。明るく快活だが抜けている所も多い。エディットに男惚れ()しており、無茶な要望も何とかしようとする傾向にある。 ●エディット・リカルドソン 小麦色の肌、鮮やかな金髪の髪、黒碧の力強い瞳を持つ、30代前半の女性。生まれはスウェーデン。男顔負けの戦闘術で元々は傭兵として活躍していたらしいが、色々あってキリルの保護者的なポジションに。強いお姉さん。 ●アルトゥール・レヴォ―ヴィチ・ツァリョーフ 〈愛称 トゥール〉 色白の肌、整えられた金色の髪、深い翠の瞳を持つ、20代後半の青年。キリルの兄。 ●ファリド・ニカノーロヴィチ・ヴィソツキイ 〈愛称 ファルカ〉 色白の肌、紺色の髪、薄茶色の瞳を持つ、20代前半の青年。生まれはロシア。冷静沈着なアルトゥールの部下で、持ち前の頭脳を活かしてツァリョーフ家の事務処理や裏処理の指揮を行っている。トーニャの幼馴染であり、実はトーニャよりも年。 ●高月京 お馴染みPCB。一応欄を作ってみたものの、特別書き込むことも無いので省略。 ●百華の僧衣 組織「アドミラレル」の幹部格である「賢者」の一人で、リーダーを務める。強気で実直な性格で、ガンドッグ世界でも世界の秩序を保つことに奔走しているらしい。高月京の直属の上司でもある。 ●虚栄の道化 組織「ディザレンジ」の実力者の一人で、優秀な諜報員。老若男女、様々な姿に化けられるらしく、ガンドッグ世界でも暗躍している模様だけれど……?
https://w.atwiki.jp/commando-matome/pages/97.html
60 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2012/07/28(土) 15 00 54.73 ID F2bVN9RY0 ▽プレミアムシネマ「ロード・オブ・ザ・パイプ 二つの筒」 ◇02年、米。アーノルド・シュワルツェネッガー。 壮大なドンパチでノーウキンの「肉密物語」を描いた3部作の第2作。世界を滅ぼす威力を持つ 筒を投げるため旅を続けるマッチョマンの前に、前の筒の持ち主が現れる。マーク・L・レスター監督。 肉つ国では、サンタバーバラ沖の孤島を支配するアリアス(ダン・ヘダヤ)と、真紅のジハードを 率いるアジズ(アート・マリク)、さらに氷の帝王Mr.フリーズ(シュワルツェネッガー)が協力する ことで悪の勢力がますますにぎやかになっていた。その頃、崖から放された旅の仲間たちは、 バラバラになって旅を続けることに。2人で筒を投げ捨てに行くメイトリクス(シュワ)とシンディ (レイ・ドーン・チョン)だったが、そんな彼らをベネット(ヴァーノン・ウェルズ)が付回していた。 「ひとつの筒」の肉密感を忘れられないベネットはまだ筒を狙っていたのだ。一方、サリー(デビット・ パトリック・ケリー)に連れ去られたジェニー(アリッサ・ミラノ)は隙を見つけて逃げ出し、蛮族の 若者コナン(シュワ)に助けてもらう。そんな中、ダッチ(シュワ)、クルーガー(シュワ)、ダンコ(シュワ) の3人はメイトリクスを追う途中で、サタン(ガブリエル・バーン)と戦うジェリコ(シュワ)に出会う。 400 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 11 39 35.48 ID S7CHSIi10 [1/2] ▽水曜プレミアシネマ「S.C.H.W.A.T.」 ◇03年、米。アーノルド・シュワルツェネッガー。 南米某国の元大統領が「現大統領を殺した者に10万出す」と宣言。 彼を護送するマッチョマンと、報酬を狙うカカシのドンパチを描く。マーク・L・レスター監督。 SCHWAT(シュワット)とは、優秀な筋肉のマッチョをよりすぐって作られた最強の消耗品軍団のこと。 ある日、隊員のメイトリクス(シュワルツェネッガー)とベネット(ヴァーノン・ウェルズ)はデパートに 立てこもる小銭強盗をダイナミックに撃退する。ところが、撃ち合いで大勢死人を出し、電話ボックスを 持ち上げ、お次はターザンの真似をしたことで、長官のクック(ビル・デューク)から「お前はクビだ!」 と言われてしまう。部隊を去ったベネットは漁船に乗ったまま行方不明になるが、メイトリクスは腕が 鈍るのを恐れずにデスクワークを受け入れる。半年後、ベテランのカービー(ジェームス・オルソン)が もう一度部隊を編成したいと言い出した。メイトリクスは静かに素早く試験をクリアし、見事部隊に復帰。 そんな中、逮捕されて護送中のバルベルデの元大統領・アリアス(ダン・ヘダヤ)が「現大統領を殺した者に 10万ドル払う」と宣言。報酬目当てのゲス野郎たちが動き出し、SCHWAT対カカシの第三次大戦が始まる。 548 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2012/08/03(金) 11 35 40.05 ID 1eWY8Uh10 ▽金曜ロードSHOW!「第三次大戦の奇跡・ベネットと呼ばれた男」 ◇11年、米。ヴァーノン・ウェルズ。 第三次大戦中のある島で、仲間を守るためにマッチョマンと戦った男のドンパチを描く。マーク・L・レスター監督。 ベネット(ヴァーノン・ウェルズ)は特殊部隊での人殺しを辞め、今は漁船の乗組員として穏やかに 生計を立てていた。ある日、元バルベルデ大統領のアリアス(ダン・ヘダヤ)から仕事の依頼が来る。 仕事の内容はまったくお笑いで、大統領に返り咲くための汚い仕事を手伝えというのだ。ちょうど その頃、大事な漁船が爆発で沈没してしまう。報酬の10万ドルでみんなのために新しい漁船を買う ため、ベネットは仕事を受けることを決意する。やがて彼はアリアスの拠点である島へ行くことに。 そんな中、圧倒的な筋力を持つメイトリクス(シュワルツェネッガー)が島に上陸する。瞬きする間に 第三次大戦が勃発し、愛国者を名乗る口だけ達者なトーシロたちも、メイトリクスへの総攻撃を敢行 するがあえなく全滅してしまう。ただ一人生き残ったベネットは、農具小屋に隠れているカルロたち と出会う。彼らカカシを守るため、ベネットは絶望的と知りながらもメイトリクスに戦いを挑む。 621 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2012/08/04(土) 11 37 50.40 ID 1UJ2wz8D0 ▽プレミアムシネマ「ロード・オブ・ザ・パイプ マッチョの帰還」 ◇03年、米。アーノルド・シュワルツェネッガー。 脳筋映画の金字塔となった大ヒットシリーズ3部作の完結編。マーク・L・レスター監督。 「ひとつの筒」を放してやるため野蛮な旅を続けるメイトリクス(シュワルツェネッガー)と シンディ(レイ・ドーン・チョン)。ところが、道案内のベネット(ヴァーノン・ウェルズ)は 密かにトリックを仕掛けていた。ニセ説明書を読んだシンディはメイトリクスを変態と疑い 始め、警備員に通報してしまう。一方、氷の帝王Mr.フリーズ(シュワ)とスカイネット軍が 人類に宣戦布告。このままではあと11時間で人類の厄日となる。そんな中、マッチョたちが 人類を救うべく立ち上がった。魔法使いカービー(ジェームス・オルソン)が通信隊に連絡を 取り、ついにバーニー(シルベスタ・スタローン)率いる"エクスペンダブルズ"が参戦する。 彼らはたぐいまれな筋力を発揮し、にぎやかなドンパチで勝利を収める。その頃シンディは 逮捕されたメイトリクスをロケランで救出。その隙にベネットが筒を持ち逃げしてしまう。 やがて、筒の正体は大昔に発明王ダイソンが作った恐るべき吸引力の兵器であると判明する。 687 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2012/08/05(日) 01 15 21.31 ID +8lQ12sY0 2012年夏アニメ「BAD DAYS´」 春に訪れた出逢いと別れから3ヶ月─── 勇者(マッチョマン)メイトリクス、再び『コマニャルド』へ召喚! 今度は幼馴染みのシンディと従兄弟のランボーも一緒に召喚! ランボーに至っては、バル・ベルデットの勇者にいきなり大抜擢!! そして、キコリヤージュ公国からは公女ジェニーも参戦して、さらなる大騒ぎが!? 汗と根性と筋肉とドンパチの物語、この夏、肉密度200%で、再び開幕! ◇09年、米。アーノルド・シュワルツェネッガー。 同名漫画を基にしたアクションシリーズの完結作。バルベルデに出掛けたメイちゃんと ベネさん。しかし、体内に蒸気がたまり、ベネさんが倒れてしまう。マーク・L・レスター監督。 近年の不況の波は着実に押し寄せ、脳筋映画業界も業績悪化の一途をたどっていた。 そんな中、脳筋映画組合の組合長・ベネさんことベネット(ヴァーノン・ウェルズ)は、 年老いたアリアス(ダン・ヘダヤ)から遺産相続の話を持ち掛けられる。アリアスは、 もう老いぼれになった自分には悪役はできないと嘆く。ベネットは10万ドルポンと もらうが何かを思いつき、全額を組合に寄付すると申し出る。そのうわさは新聞に 載るほどのキツいジョークになり、その金で脳筋映画の大作を撮ることに決定する。 メイちゃんことメイトリクス(シュワルツェネッガー)もベネさんのために奮起し、 マッチョマン同士で築いた人脈から有名俳優のオファーに成功する。やがて映画の 撮影でバルベルデへ向かったメイちゃんたちだが、ベネさんが急病で倒れてしまう。 175 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2012/08/10(金) 11 41 24.54 ID UBQE68qG0 ▽金曜ロードSHOW!「ベネットとコマンドー工場」 ◇05年、米。アーノルド・シュワルツェネッガー。 同名小説を基に映画化。工場見学に訪れたトーシロが体験するドンパチを描いたアクション。 マーク・L・レスター監督。 大統領になる夢を追いかけている父親のアリアス(ダン・ヘダヤ)と共に、パトリア興業の 倉庫を間借りして住んでいるベネット(ヴァーノン・ウェルズ)は、誕生日にドンパチ映画の DVDを見ることが最高の楽しみな少年。世界中にファンがいるそのドンパチ映画は、DVD 工場の社長のメイトリクス(シュワルツェネッガー)が自ら作っていたのだ。そんなある日、 メイトリクスはDVDに封入された5枚の「ゴールデン・説明書」を手に入れた子供たちを 工場に招待すると突然メチャクチャを言い出した。翌朝、目を覚ましたベネットは、なんと ベッド脇のコップに大事な説明書が浮かんでいるのを発見する。それはアリアスが選挙資金の 10万ドルを使って当てたものだった。やがて、説明書を当てたベネットを含む5人の子供が 工場で目にしたのは、身長190センチ、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態だった。 497 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2012/08/13(月) 19 39 03.34 ID AbOqrnc50 [2/2] 映画天国 「COMMAN NOTEディレクターズカット完全決着版~リチャージ・蒸気抜きする玄太神~(前編)」 2012年8月13日(月) 26時04分~27時25分 超人的な脳筋を持つ元グリーンベレー・九句はある日、1本のパイプを拾う。そこには「このパイプに名前を書かれた人間は死ぬぞ、みんな死ぬ!」と注意書きがあった。 月は“ベネ”を名乗り、パイプを使ってカカシたちに次々と死の制裁を下し、いつしかバルベルデ大統領に返り咲く野望を抱く。 一方、ベネの存在にいち早く気付き、その戦闘行為を止めるべく、世界的な脳筋探偵・Mが捜査に乗り出す。 全世界を巻き込み、月とM、脳筋VS脳筋のドンパチ賑やかな第三次大戦が始まる!